AstroArts Topics

ヘッドライン

宇宙背景放射を使って遠方銀河周辺のダークマターを検出

2022/08/03
宇宙マイクロ波背景放射に作用する重力レンズを観測することで、約120億年前の銀河周辺のダークマターが検出された。その分布は宇宙が従来の予想よりなめらかな可能性を示唆する。

すばる望遠鏡による低温の恒星を巡る惑星探し、最初の発見

2022/08/02
すばる望遠鏡の近赤外線高分散分光器による赤色矮星の戦略的観測プログラムで、最初の系外惑星が見つかった。ハビタブルゾーンから出たり入ったりする楕円軌道を持つ。

写真展とプラネタリウムでKAGAYAワールドな夏

2022/08/02
横浜のそごう美術館でKAGAYAさんの写真展が開催中。コニカミノルタプラネタリアYOKOHAMAでの「銀河鉄道の夜」と合わせて楽しもう。

一見孤立したガンマ線バースト、実は遠方銀河の中にいた

2022/08/01
継続時間が短いガンマ線バーストの多くは、孤立した宇宙空間で発生しているように見える。だが実際にはあまりにも遠いため、母銀河が検出できていない可能性が示された。

星ナビ9月号は「三脚の束縛からの解放」と「ジェームズ・ウェッブ宇宙望遠鏡始動」

2022/08/01
星空を楽しむための月刊「星ナビ」2022年9月号は8月5日(金)発売です。手持ちで星景写真を撮れるカメラOM-1のレビューに、天文シミュレーションソフト「ステラナビゲータ」Tips集、まんがで読む南天星座誕生の物語や、ついに始動したJWSTなど、興味津々のラインナップです。

ガンマ線バーストの残り火を使って宇宙を測る

2022/07/29
ガンマ線バーストの残光をX線と可視光線で観測した結果、変化のパターンから真の明るさ、ひいては距離を知る方法が見つかった。超遠方の初期宇宙を理解する手がかりとなりそうだ。

複数天体を巡る探査機の軌道を機械学習で設計

2022/07/28
複数個の小惑星や彗星を探査機で巡る軌道を見つけるには膨大な計算量が必要だが、専門家の「経験」をモデル化した機械学習で計算を大幅に短縮する手法が考案された。

2022年8月4日 伝統的七夕

2022/07/28
2022年の伝統的七夕(旧七夕)は8月4日。

クエーサーの構造を反映する銀河周囲のガスの非等方性

2022/07/27
クエーサーを取り巻く銀河間ガスは紫外線によって電離しているが、方向によって電離の度合いが異なる。その違いがクエーサーの内部構造を反映していることが示唆された。

矮新星はくちょう座SSの増光を楽しもう

2022/07/27
およそ1か月に1度くらいの頻度で突然増光を見せる変光星、はくちょう座SSが見ごろを迎えている。極大時にはおよそ8等ほどになるので、観察や撮影に挑戦してみよう。

星空案内 毎月の天文現象や星座を解説

天体画像処理ソフト「ステライメージ9」9.0kアップデータ 画像読み込み不具合修正

2022/07/27
「ステライメージ9」9.0kアップデータを公開。OM SYSTEM OM-1 が出力した一部の ORF 形式ファイルを読み込めない不具合を修正しました。

AIとスーパーコンピューターで広大な銀河地図を解読

2022/07/26
スーパーコンピューターで何百万回も実施する模擬宇宙のシミュレーションの大半をAIによる機械学習で肩代わりすることで、現実の銀河分布と合う宇宙論パラメータが精度良く求められた。

2022年8月上旬 火星と天王星が大接近

2022/07/26
7月下旬から8月上旬ごろ、未明から明け方の東の空で、火星と天王星が大接近する。最接近は8月2日ごろ。

「ブラックホール警察」、隠れたブラックホールを発見

2022/07/25
ブラックホールとされる天体を精査しては何度も否定してきたことから「ブラックホール警察」と呼ばれる研究チームが、逆に自分たちで発見を成し遂げた。

2022年8月の星空ガイド

2022/07/25
主な現象/金星(明け方)、火星(未明~明け方)、木星(宵~明け方)、土星(夕方~明け方)/2日ごろ:火星と天王星が大接近/4日:伝統的七夕/12~13日:ペルセウス座流星群が極大/15日:土星が衝/15~16日:月と木星が接近/20日:月と火星が接近/26日:細い月と金星が接近/26日:ベスタが衝

30周年を迎える天文シミュレーションソフト「ステラナビゲータ」

2022/07/22
最初のステラナビゲータがフロッピーディスク2枚組で発売されたのは1992年7月28日のこと。そのステラナビゲータが、この夏に30周年を迎えます。

秒単位で自転する微小小惑星を動画でとらえる

2022/07/22
地球近傍を通過する直径100m未満の小惑星を発見直後に動画観測することで、従来は検出が難しかった自転周期がとらえられた。多くは1分未満で自転している。

2022年7月30日 みずがめ座δ南流星群が極大

2022/07/22
7月30日、みずがめ座δ南流星群の活動が極大となる。30日深夜から31日明け方が見ごろ。

こだわり天文書評『星三百六十五夜』『オオルリ流星群』など9冊

連載・読み物
2022/07/20
金井三男さんによる『星三百六十五夜』『なぜ宇宙は存在するのか』など3冊のレビューと、星ナビ2022年7月号「ほんナビ」の『はやぶさと日本人』『オオルリ流星群』など6冊のレビューを公開。

2022年7月27日 細い月と金星が接近

2022/07/20
7月27日の未明から明け方、東北東の低空で細い月と金星が接近する。