星出さん、今夜ISSで船外活動へ
【2012年8月30日 JAXA】
日本時間30日夜から31日未明にかけて、国際宇宙ステーションに滞在中の星出彰彦宇宙飛行士が6時間半にわたる船外での作業を行う。日本人では3人目となる。
7月から国際宇宙ステーション(ISS)に滞在中の日本人宇宙飛行士・星出彰彦さんが30日、初の船外活動を実施する。同じくISSクルーのサニータ・ウィリアムズさんとともに夜9時15分ごろ(日本時間)に作業を開始。電力切替装置やISSロボットアームのカメラの交換、ロシア実験モジュール用の電源ケーブルの敷設などを6時間半にわたって行う。予定より早く進んだ場合の追加作業も用意されている。
船外活動作業の様子はNASA TVの生中継で見ることができる。
過去に船外活動を行った日本人宇宙飛行士は土井隆雄さん(1997年に2回)と野口聡一さん(2005年に3回)の2人。いずれもスペースシャトルでの船外活動で、3人目となる星出さんは初めてISSでの船外活動に挑む。