AstroArts Topics

ヘッドライン

探査機「ジュノー」、木星周回軌道への投入に成功!

2016/07/05
2011年8月に打ち上げられたNASAの木星探査機「ジュノー」が日本時間5日昼過ぎ、無事に木星周回軌道に投入された。約20か月間、内部構造や大気、磁場などを観測する予定だ。

緑であるのは簡単ではない、色が語る銀河の進化

2016/07/04
この宇宙で緑色の銀河が珍しいのはなぜだろうか。その色からは、銀河のどんな歴史がわかるだろうか。これらの疑問に対する答えがコンピュータ・シミュレーションによって示された。

探査機ドーン、主要ミッションを終了

2016/07/01
2007年に打ち上げられ小惑星ベスタと準惑星ケレスの周回探査を行ってきた探査機「ドーン」が、6月30日に主要ミッションを完了した。

過去の火星大気は酸素が豊富だったかもしれない

2016/07/01
火星探査車「キュリオシティ」が酸化マンガンを発見した。過去の火星の大気中には現在より豊富に酸素が存在していた可能性を示すものだ。砂の模様からも火星の歴史を知る手掛かりが得られている。

星ナビ8月号は「星空写真を撮りに行こう」と「星空ダイアリー2016」

2016/07/01
星空を楽しむための月刊「星ナビ」2016年8月号は、7月5日(火)発売です。今年の夏は惑星現象のおすすめが盛りだくさん。眼視派は付録の「星空ダイアリー」と双眼鏡を持って、写真に残したい人は特集「今から始める星空写真」を読んで、梅雨明けの星空を狙いましょう。

アストロアーツ宇宙へ!天文ソフト・「星ナビ」が気球で成層圏に到達

2016/07/01
アストロアーツの創立25年を記念して、弊社の天文ソフト「ステラナビゲータ10」「ステライメージ7」「ステラショット」と天文雑誌「星ナビ」を載せた気球が6月29日に米・カリフォルニア州のホワイト山地から放球され、高度33.3kmの成層圏に到達しました。

原始星を取り巻く大型有機分子の回転リング、化学組成に多様性

2016/06/30
アルマ望遠鏡を用いた原始星の観測から、星を取り巻いて回転するリング構造が見つかった。リングは原始星に落下してきたガスと惑星系を作る回転円盤の境界面とみられ、大型有機分子が豊富に含まれているが、有機物の種類は原始星によって異なることも明らかになった。

CR7だけではなかった、初期宇宙に非常に明るい複数の銀河

2016/06/29
初期の宇宙に存在した、非常に明るい銀河が複数見つかった。宇宙再電離と呼ばれる現象や初期銀河の研究を進めるうえで重要な発見となる。

iOS用星座早見アプリ「iステラ、iステラ HD」を期間限定で半額セール

2016/06/29
アストロアーツは今年6月で創立25年を迎えました。これを記念した感謝セールを7月31日まで開催中ですが、このたび、星座早見アプリ「iステラ」「iステラ HD」も期間限定の半額セールを実施します。

海王星に新たな暗斑が出現

2016/06/28
ハッブル宇宙望遠鏡の観測画像から、海王星の大気中に新たな暗斑が出現していることが確認された。過去に2回見られていたものだが、今世紀になってからは初めてとなる。

星空案内 毎月の天文現象や星座を解説

火星探査車キュリオシティ、予想外の鉱物を発見

2016/06/27
火星のゲール・クレーターで調査を続けている探査車「キュリオシティ」が鱗珪石という鉱物を発見した。火星では起こらなかったと考えられている高温の火山活動で作られるはずの鉱物が存在するということは、火星の歴史を考え直す必要があるのかもしれない。

大西さん、七夕の日に宇宙へ出発

2016/06/27
日本人宇宙飛行士の大西卓哉さんが搭乗するソユーズ宇宙船の打ち上げ日が7月7日に決定した。

【レポート】「都市撮影写真入門」と「星空撮影入門 中級編」の講習会を開催

2016/06/27
6月25日(土)、東京・池袋の池袋コミュニティ・カレッジで天文講習会「都市撮影写真入門」と「星空撮影入門 中級編」が開催されました。次回は7月23日(土)にペルセウス座流星群の直前対策として「流星撮影入門」の講座を行います。

微粒子表面に残る、40億年以上にわたる小惑星イトカワの歴史

2016/06/23
探査機「はやぶさ」が2010年6月に地球に持ち帰った、小惑星イトカワの微粒子の表面模様を分析したところ、微粒子表面に40億年以上昔から現在に至るまでの歴史が刻まれていることが明らかになった。

天体画像処理ソフト「ステライメージ7」の7.1eアップデータ公開 11機種のデジタルカメラRAWに新対応

2016/06/23
天体画像処理ソフト「ステライメージ7」をアップデートする「7.1eアップデータ」を無償公開しました。キヤノンのEOS-1D X Mark II / EOS 80DやニコンD5 / D500、ペンタックスK-1、オリンパスOM-D E-M10 Mark II、ソニーα7S IIなど計5社11機種のRAWデータ読み込みに新たに対応し、2社7機種のRAWについて「調整:自動」読み込みや非圧縮RAWへの追加対応を行いました。

地球の新しい準衛星、小惑星2016 HO3

2016/06/22
地球に近い軌道を持ち地球と共に太陽の周りを公転する、擬似的な月のような小惑星「2016 HO3」が発見された。

みずがめ座δ南流星群が極大

2016/06/21
7月下旬から8月下旬はいくつもの流星群の活動が重なり、一年のうちで最も多く流れ星が見られるシーズンだ。8月3日の新月のころ、空の条件の良いところで1時間あたり10個程度見えるかもしれない。

月と土星が接近

2016/06/21
7月16日の夕方から17日の未明にかけて、月齢12の月と土星が接近して見える。右に離れたところには火星、下にはアンタレスも並んでいる。

星間空間で初めて見つかったキラル分子

2016/06/20
巨大な星形成領域「いて座B2分子雲」で、キラル分子である酸化プロピレンが見つかった。隕石や彗星など太陽系内では見つかっていたキラル分子だが、星間空間で検出されたのは初めてのことだ。

131億年前の宇宙に存在する銀河に酸素を検出、史上最古

2016/06/17
アルマ望遠鏡の観測で、131億年前の宇宙に存在する銀河に、電離した酸素ガスが初めて検出された。いまだ謎である宇宙再電離を探る重要な手がかりになると期待されている。