AstroArts Topics

ヘッドライン

1つの恒星から65種の元素を検出

2022/05/17
太陽系外の単独の星では最多となる65種の元素が1つの恒星から検出された。多種の重元素が含まれ、大質量星の爆発か中性子星の合体を経てこの星が生まれたことが示唆される。

【レポート】いて座A*ブラックホールシャドウ記者会見

連載・読み物
2022/05/16
いて座A*のブラックホールシャドウの画像が発表された5月12日、天文台マダムこと梅本真由美さんと「星ナビ」編集部が記者会見に参加した。その様子をレポート。

天の川銀河の中心ブラックホールを撮影成功

2022/05/13
イベント・ホライズン・テレスコープが、私たちの天の川銀河にある超大質量ブラックホールのシャドウを撮影することに成功した。

がか座β星系の系外彗星、サイズ測定に成功

2022/05/11
太陽系外で初めて彗星が見つかっている恒星「がか座β星」で、新たに30個の彗星が見つかった。彗星核の大きさは太陽系と似た分布を示している。

2022年5月中旬 火星と海王星が大接近

2022/05/11
5月中旬から下旬ごろ、未明から明け方の東南東の低空で、火星と海王星が大接近する。最接近は5月18日ごろ。

JWSTの最終調整完了、科学機器の試運転へ

2022/05/10
ジェームズ・ウェッブ宇宙望遠鏡のミラーセグメントの微調整が終わり、観測本番を迎えられる状態となった。残すところは科学機器の調整である。

5月22日からオンラインで星景写真講座を開講

2022/05/10
アストロアーツは5月22日(日)から全4回の日程で、星景写真家の北山輝泰さんによるオンライン講習会「星景写真講座」を開催します。

2022年5月17日 さそり座δ星ジュバの食

2022/05/10
5月17日の未明、月が2等星のさそり座δ星ジュバを隠す恒星食が起こる。

生物の遺伝情報を担う主要核酸塩基を全て隕石から発見

2022/05/09
DNA・RNAに含まれる5種の主要核酸塩基であるアデニン・チミン・グアニン・シトシン・ウラシルが、炭素質隕石から初めて同時に検出された。生命の材料が地球外からもたらされた可能性を裏付ける成果だ。

2022年5月16日 皆既月食(南北アメリカ・ヨーロッパ・アフリカ)

2022/05/09
5月16日、アメリカ、ヨーロッパ、アフリカなどで皆既月食が見られる。皆既食は日本時間12時29分から13時54分まで。

星空案内 毎月の天文現象や星座を解説

グリーンランドと木星のエウロパに共通する地形

2022/05/06
木星の衛星エウロパに数多く見られるものとよく似た二重の稜線が、グリーンランドの氷床で見つかった。いずれも液体の水が氷をこじ開けて形成したらしい。

2022年5月15日 てんびん座α2星ズベンエルゲヌビの食

2022/05/06
5月15日の夕方~宵、月が3等星のてんびん座α2星ズベンエルゲヌビを隠す恒星食が起こる。

北九州に宇宙再来!スペースワールド跡地に北九州市科学館「スペースLABO」オープン

2022/05/02
4月28日(木)、北九州市にオープンしたアウトレットモール敷地内に、北九州市科学館「スペースLABO」が開館した。同館のコンセプトは、「フシギがれ!」。

明るい超新星2022hrsが見ごろ

2022/05/02
板垣公一さんが4月16日に発見した超新星2022hrsが12等台まで明るくなっている。おとめ座にあるので、ちょうど見ごろだ。

星ナビ6月号は「星座制定100周年」と「観望会を変えるeVscope」

2022/04/28
星空を楽しむための月刊「星ナビ」2022年6月号は5月2日(月)発売です。1922年の「星座制定」から今年で100年。星座の誕生と歴史をたどってみましょう。美しい天体が簡単に見られる「eVscope」による新しい観望会の形とは?

1~4月の変光星を振り返る

2022/04/28
この冬から春にかけては様々な変光星が興味深い光度変化を見せてくれた。アストロアーツの記事で紹介した星の様子は実際にはどのようなものだったのか、振り返ってみよう。

恒星に隠された系外惑星の光から大気の特性を解明

2022/04/27
巨大ガス惑星「ホットジュピター」25個の食現象の分光データから、この種の系外惑星が「集団」として持つ大気成分や温度の傾向などが示された。

新種の爆発現象「マイクロノバ」を発見

2022/04/26
白色矮星の表面全体で起こる爆発現象である新星(ノバ)に対して、この爆発が磁場に閉じ込められた狭い領域で起こる小規模な「マイクロノバ」が観測された。

2022年5月6日 みずがめ座η流星群が極大

2022/04/25
5月6日、みずがめ座η流星群の活動が極大となる。5月6日と7日の未明から明け方が見ごろ。

CALET、宇宙線の鉄・ニッケル成分を測定

2022/04/22
国際宇宙ステーションの宇宙線電子望遠鏡「CALET」が、宇宙線に含まれる鉄とニッケルの原子核のエネルギースペクトルを高精度でとらえた。