AstroArts Topics

ヘッドライン

池谷・関彗星発見から56年、名著『未知の星を求めて』新版発売

2021/12/03
世界的なコメットハンター・関勉さんの名著『未知の星を求めて』が、新版として再刊された。

ブラックホールから生じる「ねじれた」ガンマ線

2021/12/02
ブラックホールやマグネターなどの強い磁場を持つ天体から放射されるガンマ線が「光渦」と呼ばれる特殊な状態の光であることを理論的に示す結果が得られた。

2021年12月9日 月と木星が接近

2021/12/02
12月9日の夕方から宵、南南西から南西の空で月と木星が接近する。

小惑星を狙い撃つ探査機「ダート」、打ち上げ成功

2021/12/01
NASAの惑星防衛実験探査機「ダート」が日本時間11月24日に打ち上げられた。約10か月後に小惑星に衝突して軌道を変える計画で、将来の地球への天体衝突に備えるための実験検証を初めて実施する。

星ナビ1月号は「星空ハンドブック」と「星のゆく年くる年」

2021/12/01
星空を楽しむための月刊「星ナビ」2022年1月号は12月3日(金)発売です。特別付録は星見や撮影にも便利な「星空ハンドブック2022」。特集の「星のゆく年くる年」で2021年の天文イベントを振り返り、2022年を迎える準備をしましょう。

徳岡さん、おおぐま座の銀河に自身初の超新星発見

2021/12/01
大阪府の徳岡修二さんが11月29日、おおぐま座の銀河に超新星2021afsjを発見した。徳岡さんにとって初の超新星発見となる。

【特集】初日の出と新年の夜明け空(2022年)

2021/12/01
一年の始まりを告げる「初日の出」。早起きして新年への思いを新たにしましょう。夜明け空には細い月と火星の大接近も見られます。

2021年12月 レナード彗星が5等前後

2021/12/01
12月後半のレナード彗星(C/2021 A1)は夕方の西の低空にある。5~6等の予想だったが、バーストを起こして3等前後になっているとの情報もある。

すばる望遠鏡とAIで奇妙な銀河を複数検出

2021/11/30
すばる望遠鏡が取得した大量の銀河画像に対して機械学習の一つ「異常検知AI」を適用した研究により、珍しい特徴を持つ銀河が複数検出された。

2021年12月7日 細い月と金星が接近

2021/11/30
12月7日の夕方から宵、南西の低空で細い月と金星が接近する。

星空案内 毎月の天文現象や星座を解説

銀河中心ブラックホール周囲のガスの内部構造を観測的に解明

2021/11/29
すばる望遠鏡による分光観測から、活動銀河核を取り囲むドーナツ状のガス構造の内部が動的であり、多様な温度を持つ複数の高密度分子雲によって構成されていることが示された。

天文現象が見て読んでわかる「アストロガイド 星空年鑑 2022」発売

2021/11/26
「アストロガイド 星空年鑑 2022」は一年の天文現象や星空の様子をオールカラーで紹介するムックです。双眼鏡・望遠鏡の選び方やスマホアプリの活用法を解説する特集で天体観察をサポートします。

JAXAが宇宙飛行士を新規募集

2021/11/26
JAXAが新たな宇宙飛行士の候補者を募集することを発表した。宇宙飛行士の活動の場が国際宇宙ステーションだけでなく、月周回軌道上や月面に拡がることも想定している。

2021年12月3日 細い月と火星が大接近/火星食

2021/11/26
12月3日の明け方、東南東の低空で細い月と火星が大接近する。8時20分ごろから9時40分ごろには、細い月が火星を隠す火星食が起こる。

塵粒から巨大ガス惑星まで、成長の道筋を解明

2021/11/25
誕生直後の太陽系で、0.1μmサイズの微粒子が集まって直径数万kmの巨大ガス惑星になるまでの過程を統一的に説明できるシミュレーションモデルが初めて開発された。

2021年12月の星空ガイド

2021/11/24
主な現象/金星、木星、土星(夕方~宵)/上旬~中旬の未明~明け方:レナード彗星が5等前後/3日明け方:細い月と火星が大接近/7日:細い月と金星が接近/9日:月と木星が接近/13~15日:ふたご座流星群が極大/28日ごろ:火星とアンタレスが接近

こだわり天文書評『宇宙の終わりに何が起こるのか』『銀河団』など7冊

連載・読み物
2021/11/22
金井三男さんによる『宇宙の終わりに何が起こるのか』『Dr. Nodaの宇宙料理店』など3冊のレビューと、星ナビ2021年11月号「ほんナビ」の『銀河団』『地球・惑星・生命』など4冊のレビューを公開。

124億年前の星形成銀河でフッ素を検出

2021/11/19
アルマ望遠鏡によって124億光年の距離にある星形成銀河で初めてフッ素が検出された。フッ素を生み出したのは年老いた超大質量星である可能性が高いという。

「GearBox」のWi-Fi周波数帯切り替えツールを無償公開

2021/11/19
天体撮影ソフトウェア「ステラショット2」用無線制御装置「GearBox」のWi-Fiを5GHz周波数帯に切り替えるツールを無償公開しました。画像の転送に時間がかかる場合、周波数帯を切り替えることでより高速にデータを取得できます。

移動する惑星が原始惑星系円盤にリングを作る可能性

2021/11/18
多くの原始惑星系円盤に見られるリング状構造は、円盤内で生まれた惑星によって作られると考えられてきたが、さらにその惑星の軌道が内側へと移動することで円盤を刻んでいる可能性が示された。