AstroArts Topics

ヘッドライン

2017年11月15日 細い月と火星が接近

2017/11/08
11月15日の未明から明け方、南東の空で月齢26の細い月と火星が接近して見える。

宇宙からの直接観測で3テラ電子ボルトまでの高精度電子識別に初成功

2017/11/07
国際宇宙ステーションの「きぼう」日本実験棟船外実験プラットフォームに搭載された高エネルギー電子・ガンマ線観測装置「CALET」で、これまで測定が困難だったテラ電子ボルト領域において、3テラ電子ボルトまでの高精度エネルギースペクトルの測定に成功した。

観測史上初の恒星間天体、名前は「ʻOumuamua」

2017/11/07
先月発見された観測史上初の恒星間天体に「ʻOumuamua」という名前が付けられた。

野口さん3度目の宇宙飛行、2019年からISS長期滞在

2017/11/07
宇宙飛行士の野口聡一さんが、国際宇宙ステーションの第62次/第63次長期滞在搭乗員に決定した。2019年終わり頃から約半年間の滞在予定だ。

スターバースト銀河の心臓部に個性豊かな星間物質の塊

2017/11/06
活発な星形成が進むスターバースト銀河の心臓部をアルマ望遠鏡で観測したところ、活発に星を生み出している星間物質の塊が8個並んでいる姿が鮮明にとらえられた。多種の分子ガスからの放射が見られる塊もあれば、分子の種類がかなり少ないものもあり、個性豊かな様子が明らかになった。

南北で不揃いな木星のオーロラ

2017/11/06
地球のオーロラは両極で同時に変化する傾向があるが、木星のオーロラは南北それぞれが独立したふるまいをみせるようだ。

小嶋さん、明るい重力マイクロレンズ現象を発見

2017/11/06
10月31日に群馬県の小嶋正さんが、おうし座方向で発見した約11等級の天体は、非常に珍しい明るい重力マイクロレンズ現象であることが明らかになった。

【レポート】天文講習会「天体写真画像処理講座2017」の第2回目を開催

2017/11/06
10月28日(土)、東京・池袋の池袋コミュニティ・カレッジで「天体写真画像処理講座2017」の第2回目の講座を開催しました。第3回は11月25日(土)に行います。

投稿画像ギャラリー:月、カノープス、星雲など72枚

2017/11/06
太陽、月、カノープス、馬頭星雲など。

酸化アルミニウムが豊富な、死にゆく星の塵形成と恒星風加速

2017/11/02
漸近巨星分岐星と呼ばれる年老いた軽い星の多くでは、周りに酸化アルミニウムダストが豊富に見られる。本来少ないはずの物質が豊富な理由について、アルマ望遠鏡による観測から原因が探られた。

星空案内 毎月の天文現象や星座を解説

ケレスに過去の海の痕跡

2017/11/02
準惑星ケレスでは水和鉱物が広範囲に広がっており、過去に全球規模の海が存在していた可能性が示された。また、地殻の下に柔らかく変形しやすい層の存在が示唆され、残った液体の痕跡ではないかと考えられている。

星ナビ12月号は「ふたご群を動画で撮る」と「速報 中性子星合体による重力波」

2017/11/02
星空を楽しむための月刊「星ナビ」2017年12月号は、11月4日(土)発売です。皆既日食の撮影と画像処理テクニックの解説も最終回。作品が完成したら、今度はふたご座流星群がやってきます。動画での撮影にチャレンジしてみてはいかがでしょう。ノーベル賞で盛り上がる重力波天文学の追い風となったニュースも速報でお伝えします。

2017年11月12日 レグルス食

2017/11/02
11月12日の未明0時半ごろ、月齢23の月がしし座のレグルスを隠す恒星食が起こり、出現の様子が見られる。

電動雲台「SLIK ECH-630」発売

2017/11/02
天体撮影ができる赤道儀機能と、タイムラプス撮影を行う際に便利な回転モードを搭載した電動雲台。特価43,070円。

酸化チタンの雪が降る系外惑星

2017/11/01
ハッブル宇宙望遠鏡による観測で、系外惑星「Kepler-13 A b」の夜側で酸化チタンが雪のように降っていると考えられることがわかった。

銀河団の中心でふらつく大質量銀河

2017/11/01
大質量の銀河団中心銀河が銀河団の重心に対して「ふらついて」いることが明らかになった。この発見は予想外で、現在のダークマターに関する標準理論の予測に反するものだ。

投稿画像ギャラリー:トリトン、彗星、月虹など57枚

2017/11/01
月、海王星の衛星トリトン、ショーマス彗星(24P)、月虹など。

銀河中心核を活性化した小銀河の合体を示す証拠

2017/10/31
くじら座の銀河M77は、見かけは穏やかながら中心核が非常に活動的だ。すばる望遠鏡による観測で、かつてM77が別の小銀河を飲み込み、M77中心の超大質量ブラックホールを活性化させていたことを示す証拠が見つかった。

超巨星ナオスの光点が生み出す恒星風内の渦構造

2017/10/31
約1080光年彼方の超巨星ナオスの表面に複数の巨大な光点が存在し、恒星風の中に渦を巻く大規模な構造を作っていることが明らかになった。

観測史上初の恒星間天体か、小天体A/2017 U1

2017/10/30
最近発見された小天体「A/2017 U1」は、その軌道や運動から太陽系外に起源を持つと考えられており、観測史上初の恒星間天体かもしれないという。