AstroArts Topics

ヘッドライン

「はやぶさ2」C室試料も分析中、カプセルを相模原・科博で展示

2021/03/10
「はやぶさ2」が採取した小惑星リュウグウの新たな試料画像が公開された。また、今月から再突入カプセルが一般公開されることが告知された。

「幻の物質」が明かす太陽系の起源

2021/03/09
短寿命のため現在の太陽系に残っていない放射性核種ニオブ92が太陽系形成時にどれだけ存在していたかが高精度で求められた。これにより太陽系の材料に2種類の超新星が関わっていることも判明した。

天の川銀河最強の宇宙線源、初めて候補を発見

2021/03/09
宇宙線を極めて高いエネルギーまで加速させる天体「ペバトロン」の初めての候補として、超新星残骸「G106.3+2.7」が同定された。

天体写真ギャラリー:火星とプレアデス星団の接近など68枚

2021/03/08
地球接近小惑星アポフィス、火星とプレアデス星団の接近など。

写真集「ふくしま 星・月の風景 Vol.6」新発売

2021/03/08
「第6回 ふくしま 星・月の風景 フォトコンテスト」の作品40点を収録した写真集。定価500円。Vol.1~5およびセット品も販売中。

太陽風だけで水を生成できることを実証

2021/03/05
月や小惑星の表面に太陽風が当たるだけで水分子が生成されうることが、実験によって示された。月の表層に含まれる水を推計する上で重要な結果だ。

公式ブログ:「アストロガイド」と「星空ナビ」との深い関係

連載・読み物
2021/03/05
2020年までiOS向けにリリースしていた「アストロガイド」アプリと、一見関係ないように感じられる「星空ナビ」との、実は深い関係について紹介します。

赤色超巨星の表面温度を正確かつ手軽に測定する新手法

2021/03/04
超新星爆発前の大質量星の姿である赤色超巨星は、表面温度を正確に測定するのが難しいとされてきたが、鉄原子が吸収する赤外線スペクトルを調べるだけという手軽ながら高精度の新しい手法が開発された。

連星の誕生、星の種が分裂している場面を初めて観測

2021/03/03
アルマ望遠鏡が、赤ちゃん星が誕生する直前の分子雲コアの内部構造をとらえた。そのうちの一つではガスと塵が複数の塊に分裂していて、連星系に発達するとみられる。

2021年3月10日 細い月と土星が接近

2021/03/03
3月10日の未明から明け方、南東の低空で細い月と土星が接近する。

星空案内 毎月の天文現象や星座を解説

重い赤ちゃん星の周りで作られる炭素の鎖

2021/03/02
国立天文台野辺山の電波観測によって、星間分子の一種である炭素鎖分子が、比較的温度が高い、重い原始星の周りでも作られることが初めてわかった。

公式ブログ:実録!ベランダ撮影ふたたび ~オリオン大星雲~

連載・読み物
2021/03/02
満月の夜に光害地のベランダからオリオン大星雲を撮影しました。ナローバンドフィルタとCMOSカメラを使って撮影を行い、LRGB合成でカラー画像に仕上げました。

2021年3月上旬 はくちょう座χ星が極大のころ

2021/03/02
3月上旬ごろ、約408日周期で明るさが変わる変光星のはくちょう座χ星が極大光度になるとみられている。

恐竜を絶滅させた小惑星の物質をクレーター内で発見

2021/03/01
6600万年前の生物大量絶滅を引き起こした小惑星に由来するイリジウムが、衝突クレーター内の海底から検出された。クレーター内でイリジウムが見つかったのは初めてだ。

星ナビ4月号は「ガリレオ衛星の相互現象」と「ステライメージ9でセルフフラット」

2021/03/01
星空を楽しむための月刊「星ナビ」2021年4月号は3月5日(金)発売です。6年に1度の「ガリレオ衛星の相互現象」やセルフフラット補正が搭載された「ステライメージ9」を紹介します。

2021年3月8日 ベスタがしし座で衝

2021/03/01
3月8日、小惑星ベスタがしし座で衝(太陽‐地球‐ベスタがまっすぐに並ぶ位置関係)となる。

2021年3月6日 水星が西方最大離角

2021/03/01
3月6日、明け方の東南東の低空に見えている水星が太陽から最も離れて西方最大離角となる。

天体写真ギャラリー:スノームーンなど78枚

2021/03/01
スノームーン(2月27~28日の満月)、太陽など。

表面からコロナ直下まで、ロケット観測でわかった太陽の磁場

2021/02/26
太陽観測ロケット「CLASP2」と科学衛星「ひので」の観測で、太陽表面からコロナ直下までの広い高度にわたる磁場の構造が世界で初めて明らかになった。

公式ブログ:星の名前、決めちゃいました(4)

連載・読み物
2021/02/26
2017年、それまで欧州か中近東に由来する名前しかなかった恒星の固有名一覧に、世界中から星の名前が集められました。その中には中国発祥のものも11個。同じ漢字文化圏として、身近に感じられそう。おや、それなのにステラナビゲータでは中国語の名前もカタカナで表示してますね?