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更新履歴

2015年9月の更新履歴 バックナンバー一覧

9月30日

世界初、原始星から噴き出す竜巻状高速ガス流を発見

鹿児島大学を中心とする研究グループが国立天文台のVERA望遠鏡を用いて、ぎょしゃ座の原始星「S235AB」を1年あまりにわたり継続観測し、星から吹き出す高速ガス流が竜巻状の回転運動を伴っていることを発見した。

「こうのとり」5号機、大気圏再突入し任務完了

8月19日に打ち上げられた補給機「こうのとり」5号機が9月29日に国際宇宙ステーションから分離、翌30日に大気圏へ再突入し、約42日間にわたるミッションを完了した。

2015年10月3日 小惑星ベスタがくじら座で衝

10月3日、四大小惑星の一つベスタがくじら座の方向で衝となります。明るさは約6等で、双眼鏡を使えば比較的簡単に見つかります。

9月29日

現在の火星に液体の水が流れている強力な証拠

探査機「マーズ・リコナサンス・オービター」の観測により、火星の表面で水和鉱物の一つである「過塩素酸塩」が検出された。この物質は水の存在を示す証拠であり、NASAは現在の火星の表面に液体の水が存在していると発表した。

板垣さん、高尾さん、中村さんがいて座に新星を発見

山形県の板垣公一さんが9月27日、いて座に約10等級の新星を発見した。福岡県の高尾明さん、三重県の中村祐二さんも同じ天体を発見している。

【レポート】第3回天文講習会「宇宙最前線」「ガイド撮影入門」

9月26日(土)に、東京・池袋コミュニティ・カレッジで「宇宙最前線」と「ガイド撮影入門」の天文講習会が開催されました。次回は10月24日(土)に「都市星景写真入門」の講習を開催します。

投稿画像ギャラリー:スーパームーンなど34枚

9月28日の今年最大の満月(スーパームーン)など34枚を掲載しました。

「天体写真撮影テクニック 3冊セット」(送料無料) 新発売(販売終了)

固定撮影による星景写真を解説した「デジタルカメラ星景写真撮影術」、追尾撮影による星空写真を解説した「デジタルカメラ星空写真撮影術」、都市星景写真について解説した「天体写真撮影テクニック 都市星景撮影術」。天体写真撮影方法について解説した3冊のムックのセットで販売。価格6,000円

9月28日

彗星で起こる水の氷のサイクル

探査機「ロゼッタ」による観測から、チュリュモフ・ゲラシメンコ彗星で水の氷が循環する様子が明らかにされた。

こだわり天文書評『星が「死ぬ」とはどういうことか』『猫暦』など11冊

金井三男さんによるレビュー『月刊 Newton 2015年9月号』『星が「死ぬ」とはどういうことか』『ニセ科学を10倍楽しむ本』『アルマ望遠鏡が見た宇宙』『光と重力』と、星ナビ9月号掲載の『これだけ!宇宙論』『げっしょく』『全国プラネタリウムガイド』『ようこそ星めぐり―せんだい天文台だより』 『天地明察(1)〜(8)』『猫暦(1)(2)』のレビューを公開しました。

投稿画像ギャラリー:中秋の名月など76枚

中秋の名月、オリオン座大星雲など76枚を掲載しました。

9月25日

期間限定「Qooプラネタリウム」に親子で行こう

キャラクター型移動式ドームを使った「Qooプラネタリウム」が、今週から約2か月間にわたり全国5都市のショッピングモールで開催される。

比較明合成で都会の星を撮ろう! ムック「都市星景撮影術」本日発売

「星景写真」「星空写真」に続く天体写真撮影テクニックシリーズ第3弾のテーマは“比較明合成”。「都市星景撮影術」が9月25日に発売になりました。

2015年10月の星空ガイド

2015年10月の星空ガイドを公開しました。
9日:細い月と金星が大接近/10日:細い月と火星、木星が接近/中旬:火星と木星が大接近/16日:水星が西方最大離角/下旬:金星と木星が大接近/26日:金星が西方最大離角

9月24日

「ステラナビゲータ10」学生・教職員向けの学割スタート

学生や教職員など幅広い教育関係者の個人ユーザーを対象とした「ステラナビゲータ10 アカデミック」の販売を開始しました。

2015年9月27日 中秋の名月(十五夜)
今年の中秋の名月(十五夜)は9月27日。満月の前夜ですが見た目はほぼ真ん丸の月です。明るい名月を眺めて楽しみましょう。特集ページもご覧ください。
投稿画像ギャラリー:太陽、月など73枚

太陽、上弦前後の月、様々な彗星、星雲・星団・銀河など73枚を掲載しました。

9月18日

逆光でとらえた冥王星に見られる窒素の循環

探査機「ニューホライズンズ」の冥王星最接近から15分後に撮影された高解像度の画像が公開された。冥王星のすぐそばにいると錯覚しそうなほどの迫力で、凍った山々や窒素の氷河、低く幾重にもたなびく「もや」などが見えている。地球の水循環に似た現象が冥王星でも起こっていることがわかる、研究者も驚きの画像だ。

2015年9月下旬 火星とレグルスが大接近

9月下旬、明け方の東の空で火星としし座のレグルスが接近します。最接近は25日ごろです。赤っぽい火星と青白いレグルスの、色の対比を楽しみましょう。

投稿画像ギャラリー:黄道光、アンドロメダ座大銀河など39枚

黄道光、あれい星雲、アンドロメダ座大銀河など39枚を掲載しました。

9月17日

エンケラドスの地表下に全球規模の海が存在

探査機「カッシーニ」の観測により、土星の衛星エンケラドスの表面を覆う氷の地殻の下に全球的な規模の海が広がっていることが示された。

国際光年イベント「秋の夜長にダークスカイ・トーク」開催

国際ダークスカイ協会東京支部では、10月3日、18日、11月7日の3夜にわたり、東京都内で光と闇を考える講演会を開催する。

9月16日

貧弱な矮小銀河の内部でパワフルな星形成

アルマ望遠鏡で天の川銀河に近い矮小不規則銀河を観測したところ、その内部にコンパクトな星間分子雲の群れが見つかった。星の材料が豊富とはいえない矮小銀河で密集した星団が作られる理由の解明につながる研究成果だ。

9月15日

「コスモプラネタリウム渋谷」開館5周年記念イベント開催

11月23日(月・祝)に東京・渋谷の「コスモプラネタリウム渋谷」で、開館5周年記念イベント「星空フェスティバル in SHIBUYA 2015」が開催される。星と音楽のコンサートやライブトーク、グッズ販売、観望会などが予定されている。

投稿画像ギャラリー:惑星状星雲、銀河など24枚

惑星状星雲、秋の銀河、様々な彗星など24枚を掲載しました。

9月14日

冥王星フライバイから2か月、ニューホライズンズから本格的にデータ送信開始

7月14日に冥王星をフライバイした探査機「ニューホライズンズ」が取得した、膨大なデータの送信が本格的に始まった。新たなデータから作られた冥王星のクローズアップ画像も、約1か月半ぶりに公開されている。

投稿画像ギャラリー:北アメリカ星雲、彗星など46枚

北アメリカ星雲、アンドロメダ座大銀河、様々な彗星、太陽など46枚を掲載しました。

9月11日

生命がいなくても酸素が豊富な地球型惑星は存在しうる

太陽系外の惑星に酸素が検出されれば、そこに生命がいると期待される。しかし、酸化チタンの反応で酸素が発生すれば、生命がいなくても豊富な酸素大気を持つ地球型惑星が存在しうることが理論的に明らかにされた。

2015年9月19日 月と土星が接近

9月19日の日の入り後、南西の空で月と土星が接近して見えます。左に並ぶさそり座のアンタレスとともに、宵のうちに沈む様子は、夏の終わりを感じさせるでしょう。

9月10日

100億年前の宇宙に発見、突然星を作らなくなった「マエストロ」銀河

すばる望遠鏡による大規模な輝線銀河の探査から、100億年前の宇宙に「星の生成が止まりつつある」大質量銀河が発見された。多数の超新星爆発によって起こる銀河風が原因で星生成が止まることを示唆する結果で、銀河進化の全体像を理解するうえで大きな成果だ。

星ナビ.com 中野主一さん「新天体発見情報 121」

月刊『星ナビ』2015年10月号に掲載の「新天体発見情報」No.121を公開しました。

9月9日

金星を乾燥させたのは天体重爆撃かもしれない

金星にはかつて地球の海水ほども表層水があったと考えられているが、現在はほとんどなくなっている。その行方は惑星科学の重要未解決問題の一つだが、惑星形成末期の金星で起こった激しい頻度の天体衝突「天体重爆撃」によって失われたという可能性が示された。

直径50億光年のリング状に分布する9つのガンマ線バースト

約70億光年彼方の宇宙で、9つのガンマ線バーストが直径50億光年のリング状に存在しているようすが明らかになった。

投稿画像ギャラリー:月、一本松の星景など23枚

月、一本松の星景写真など23枚を掲載しました。

9月8日

最遠方銀河の記録更新、赤方偏移8.68

ハッブル宇宙望遠鏡や赤外線天文衛星スピッツァーなどによる観測で、132億年前の初期宇宙に存在するとみられる、これまでで最も遠い銀河が発見された。

インドネシア皆既日食「星ナビ」協賛ツアー カリマンタン島・バリクパパンコースの募集開始

2016年3月9日の「インドネシア〜太平洋皆既日食」まで約半年となった。すでに日本から比較的行きやすいインドネシアを観測地にした日食ツアーの募集が始まっているが、セブンカルチャーネットワークは星ナビ協賛「インドネシア皆既日食ツアー」の第2弾として「カリマンタン島・バリクパパンコース」の参加者募集を始めた。

コニカミノルタプラネタリウムでスタッフ募集

「天文・宇宙に関する仕事」を目指している天文ファンも多いことだろう。現在、コニカミノルタプラネタリウムでスタッフを募集中だ。

9月7日

9月26日に天文講習会 「太陽系最前線」と「ガイド撮影」

9月26日(土)に東京・池袋で天文講習会を開催します。2015年4月、6月に続く3回目で、探査機が見た太陽系小天体についてのサイエンス講座と、オートガイダーを使ったガイド撮影の入門講座です。

プラネタリウム番組「あいりんの動く星座絵と夏の星空」をステラナビゲータで見よう

「そら博2015」にてウェザーニュースキャスター・山岸愛梨さんの解説とともに上映されたプラネタリウム番組「あいりんの動く星座絵と夏の星空」を、天文シミュレーションソフトウェア「ステラナビゲータ10」でご覧いただけるようになりました。

9月4日

土星のA環は他の環より高密度で若い可能性

探査機「カッシーニ」による土星の環の温度変化データとモデル計算の比較から、A環は他の環よりも密度が高く若い可能性が示された。

2015年9月10〜12日 細い月と金星・火星・木星が並ぶ

9月10日の明け方、東の空で細い月と明けの明星・金星が並んでいるのが見えます。早起きして美しい光景を眺めてみましょう。月は11日には火星と、12日には木星と接近します。

9月3日

「あかり」が見た、「はやぶさ2」が向かう小惑星1999 JU3

探査機「はやぶさ2」が向かう小惑星1999 JU3を、赤外線天文衛星「あかり」でとらえていた画像が公開された。

投稿画像ギャラリー:球状星団、惑星状星雲など22枚

球状星団、惑星状星雲、月、幻日など22枚を掲載しました。

9月2日

動画で学ぶデジカメ画像処理・第14回「恒星像を「シャープ」に見せる」

『星ナビ』連載記事「星の写真調整」に掲載した画像を使って実際の写真調整の工程を実演・解説した動画です。解説は『星ナビ』と同じく、天体写真家の中西昭雄さんです。
第14回は、天体写真の恒星像をシャープに見せるフィルターとして、ステライメージに搭載されている「スターシャープ」と「スターエンハンス」の使い方を紹介します。

星ナビ10月号は「都市星景」と「シュミットアストログラフ」

星空を楽しむための月刊「星ナビ」2015年10月号は、9月5日(土)発売です。天文ファンには嬉しくない都市や街の灯りですが、それを逆手に取ってきれいな夜景と星空を撮る「都市星景」に挑戦してみませんか。機材セレクションでは、シュミットアストログラフ「セレストロンRASA」をレポートしています。

9月1日

ニューホライズンズ、次の目標はカイパーベルト天体2014 MU69

探査機「ニューホライズンズ」の次の探査目標天体として、冥王星よりさらに約16億km外側を公転しているカイパーベルト天体「2014 MU69」が選ばれる見通しとなった。

【特集】中秋の名月(2015年9月27日)

秋といえばお月見。今年の中秋の名月(十五夜)は9月27日です。満月の1日前ですが、見た目にはほぼ真ん丸の月を愛でましょう。さらに翌28日の満月は、今年の満月のうちで一番大きく見えるものです。