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更新履歴

2010年11月の更新履歴 バックナンバー一覧

11月30日

2010年12月2日 水星が東方最大離角

12月2日、夕方の西の空に見えている水星が太陽からもっとも離れ、東方最大離角となります。太陽から離れるとはいっても、日の入り30分後の高度は7度ほどとかなり低く、場所をよく確かめておかないと見つけづらそうです。ステラナビゲータのシミュレーションや星空ナビ、iステラなどで水星の位置を確認し、南西の低空が開けている場所で探してみましょう。近くには火星も見えています。また、7日には細い月が大接近します。

ステラナビゲータ・アクセサリ「KAGAYAファンタジー」と追加恒星データ「USNO-2.0星表」を発売

KAGAYAの世界を満喫するステラナビゲータ・アクセサリ「KAGAYAファンタジー」がステラナビゲータ Ver.9に対応して12月1日に発売されます。また、ステラナビゲータ Ver.9に約20等級までの約5.26億個の恒星を表示できる追加恒星データ「USNO-A2.0星表」も同日発売です。

西山さんと椛島さん、さんかく座の銀河M33に新星を独立発見

九州の新天体捜索チーム、西山さん椛島さんのコンビが11月28日、さんかく座の銀河M33に新星M33N 2010-11aを独立発見した。

11月29日

ケック望遠鏡やジェミニ望遠鏡なども確認、木星の南赤道縞復活の前兆

NASAの赤外線望遠鏡やケック望遠鏡、ジェミニ望遠鏡が木星を観測し、今年5月から消失していた木星の南赤道縞の復活の兆しを確認した。

共生星のペルセウス座AXが増光開始

11月20日に長崎県の前田豊さんが、h-χ二重星団のそばにある共生星の1つ「ペルセウス座AX」が10.9等まで明るくなっているところを発見した。約20年前に見られた大増光が起こるかもしれず、注目されている。

投稿画像ギャラリー(18枚)

木星やしし座流星群、ハートレー彗星など18枚を公開しました。

オルゴールが駆動力のポータブル赤道儀「MusicBox EQ」販売開始(販売終了)

アメリカで大人気! オルゴールを駆動力にしたLeo Optronics社の天体撮影用ポータブル赤道儀を販売開始。カメラ、雲台、三脚をセットし、視界約8度の素通し穴を使って極軸を合わせ、オルゴールのぜんまいばねを巻き上げれば追尾を開始。追尾中はオルゴールの「きらきら星」が夜空に響きます。電源不要で気軽に追尾撮影を楽しめます。価格19,800円

「はやぶさ君の冒険」12月1日発売予定(販売終了)

小惑星探査機「はやぶさ」の60億キロの旅がカードゲームに! ゲームの目的は、はやぶさ運用チームの一員になり、はやぶさを小惑星イトカワへ到達させ、無事地球に帰還させること。ゲームを楽しみながらはやぶさの旅を追体験。12月1日発売予定 価格2,200円

親子で、コタツで、群馬の星空を眺めよう

群馬県の「みかぼ高原荘」では、親子で美しい星空と化石探検に親しむツアーを12月4日〜5日に実施する。また、同じく群馬県のコテージ「まほーばの森」では屋外コタツでの星空観察プランを来年1月まで用意している。

11月26日

投稿画像ギャラリー(6枚)

木星やハートレー彗星など6枚を公開しました。

探査機ディープインパクトがとらえた、ハートレー彗星の吹雪

NASAの探査機ディープインパクトがとらえたハートレー彗星の画像に、氷の塊が吹雪のように舞っているようすが写っていた。彗星の周りに氷の塊1つ1つがとらえられたのは初めてのことで、その大きさはゴルフボールからバスケットボールほど、氷の総重量は数tとみられている。

11月25日

2011年の天文現象がこの一冊でわかる「アストロガイド 星空年鑑2011」予約受付中(オンラインショップでの販売は終了)

2011年の天文現象をイラストとCG・カラー図版をもちいてわかりやすく紹介した天文ムック。注目現象の見どころや毎月の星空を様子を解説します。付録のDVD-VIDEO/ROMには、「はやぶさ最後の光 - オーストラリア帰還ドキュメント -」を収録。またプラネタリウム番組「2011年の星空案内」や、2011年の星空シミュレーション(Windowsのみ)や現象を再現できるアストロガイド・ブラウザ(Win・Mac)も含まれています。11月29日発売予定 価格2,480円 予約受付中

暗黒モンスター銀河に原始クエーサーの最有力候補を発見

銀河の過密領域で、銀河核からクエーサーに進化する過渡期にある原始クエーサーの候補が発見された。原始クエーサーが見つかった銀河からは太陽の2兆倍のX線が放射されており、巨大ブラックホールの急激な成長を示す強力な証拠となっている。

京都で「はやぶさ」ワークショップ カプセルは全国ツアー中

持ち帰ったカプセルから小惑星由来の微粒子が発見され、ますます話題の尽きない探査機「はやぶさ」。12月4日に京都で行われるワークショップと、全国の公募団体によるカプセル展示予定一覧を紹介する。

鳥取市さじアストロパーク星景写真コンテストの作品募集

鳥取市さじアストロパークでは、「第17回 鳥取市さじアストロパーク星景写真コンテスト」の作品募集を12月1日から開始する。

星ナビ創刊10周年記念 21世紀天文ニューストピックス プレゼントが当たるアンケート実施中!(12/26まで)

「星ナビ」2010年12月号で特集した「21世紀天文ニューストピックス」、みなさんはどのニュースが印象に残っているでしょうか。ステラナビゲータなどが当たるアンケートを実施中です。思い出のコメントなどをそえて、ぜひご応募ください。締め切りは12月26日。たくさんの投票、お待ちしています。

2010年12月の星空ガイド

2010年12月の星空ガイドを更新、「星空解説と惑星の見え方」「天文現象カレンダー」を公開しました。

投稿画像ギャラリー(7枚)

木星や月、クリスマスツリー星団など7枚を公開しました。

ステラナビゲータ9専用追加恒星データ「USNO-A2.0星表」 予約受付中

ステラナビゲータ Ver.9専用の追加恒星データ。アメリカ海軍天文台のUSNO-A2.0星表の全恒星データを収録。追加恒星データを入れることで、表示する恒星数が約17等までの約1.35億個から、約20等級までの約5.26億個になります。研究・参照用のデータとして利用可能です。12月1日発売予定 価格3,990円(税込)予約受付中

ステラナビゲータ・アクセサリソフト「KAGAYAファンタジー」予約受付中

デジタルファインアーティストKAGAYAが描いた全天88星座のフルカラー星座データと、8.0等級までの美しいカラー恒星データを収録したステラナビゲータ・アクセサリソフトが再登場。
星の表示や星座絵をKAGAYAファンタジーに切り替えることで、ステラナビゲータの星空がそのままKAGAYAワールドに! 12月1日発売予定 価格3,360円(税込)予約受付中

11月24日

12月3日〜12日まで金星キャンペーン「あかつきの金星を見よう!」

今年5月21日に打ち上げられた世界初の惑星気象衛星「あかつき」は、いよいよ12月7日に金星を周回する軌道へ入る。その「あかつき」を直接見ることはできないが、金星到着前後の期間に金星を「明けの明星」として見ることができる。日本天文協議会では、この機会にぜひ望遠鏡を使って昼間の観察などにも挑戦してみてほしいと呼びかけている。

ヘルクレス座で新しい矮新星らしき天体が増光

11月21日、山形の板垣公一さんがヘルクレス座の矮新星らしい天体の増光を発見した。明るさの変化のようすから、矮新星としてかなり異例なものである可能性が高く、今後の観測結果が注目される。

コニカミノルタプラネタリウム“満天”の冬番組は、CHEMISTRYが話題のツールで星空案内

東京・池袋の「コニカミノルタプラネタリウム“満天”」では、12月4日から冬番組「CHEMISTRY 星空に歌う」を上映する。番組では、人気ヴォーカルデュオ CHEMISTRYのバラードが流れ、CHEMISTRYの二人が星や星座について、話題の星空ナビゲーションツール「iステラ」を使って手軽な星空ウオッチングを紹介してくれる。

投稿画像ギャラリー(13枚)

しし座流星群やハートレー彗星、池谷・村上彗星(C/2010 V1)や木星など13枚を公開しました。

11月22日

超新星1979Cの残骸は、たった30歳のブラックホール

NASAのチャンドラX線観測衛星が、これまで観測された中でもっとも若いブラックホールが近傍宇宙に存在する証拠をとらえた。このブラックホールは地球から5000万光年の距離にある銀河M100に1979年に発見された超新星1979Cの残骸と考えられている。

川口プロマネら「はやぶさ」シリーズ講演会 倉敷で12月から

岡山県の倉敷科学センターでは、12月18日から4回にわたって小惑星探査機「はやぶさ」の特別講演会を行う。「何がすごいの?」という素朴なギモンから後継機まで、多彩な話題について紹介する。

姫路市の「星の子館」で移動式デジタルプラネタリウムがデビュー

姫路市にある宿泊型児童館「星の子館」に移動式プラネタリウムが登場した。11月13日に行われた初投影では、全10回の投影がすべて満員となり、計300人の来場者がドームに映し出された満天の星を楽しんだ。

投稿画像ギャラリー(33枚)

しし座流星群、ハートレー彗星や木星など33枚を公開しました。

11月19日

ステライメージ Ver.6・6.0fアップデータを公開、キヤノン EOS Kiss X4などのRAWデータに対応

天体画像処理ソフト「ステライメージ Ver.6」がバージョンアップ。EOS Kiss X4などのRAWデータ読み込みに対応した、Ver.6.0fへのアップデータを無償公開しました。

11月21日に「コスモプラネタリウム」開館 渋谷にプラネタリウム復活

11月21日に開館する東京都渋谷区の総合施設で、同日「コスモプラネタリウム渋谷」がオープンする。同区で40年以上親しまれた「五島プラネタリウム」の思いを引きつぎ、新たな感動を生む施設を目指す。

ALMAに利用予定の世界最高性能の基準光源を開発

情報通信研究機構(NiCT)と国立天文台は、国際望遠鏡プロジェクトであるアタカマ大型ミリ波サブミリ波干渉計(ALMA、アルマ)で使用する基準光源の開発に成功した。従来型に比べて飛躍的に向上した精度や安定度は、アルマの要求する厳しい条件をじゅうぶん満たしており、今後アルマの心臓部分として機能する予定だ。

2010年 しし座流星群ギャラリー

2010年のしし座流星群ギャラリーを公開しました。

11月18日

ステラナビゲータ Ver.9の「あかつき」更新データを公開

ステラナビゲータ Ver.9に収録している金星探査機「あかつき」の更新データを公開しました。更新データをセットアップすることで、2013年2月までのシミュレーションを行えるようになります。あわせて、シミュレーション用のスクリプトをコンテンツ・ライブラリで公開しました。太陽系内を航行する様子などをアニメーション表示で楽しめます。

天の川銀河の中心から広がる、なぞの巨大泡構造

NASAのガンマ線天文衛星フェルミが、天の川銀河の中心から広がる巨大な2つの泡構造を発見した。構造は銀河面に垂直に、約5万光年ほども広がっている。その正体は、天の川銀河の中心部で過去に起こった大規模な物質の放出の痕跡ではないかと考えられている。

「滋賀天文のつどい2010」開催レポート

滋賀県で毎年開催されている「滋賀天文の集い」の記念すべき第20回大会が、11月14日に滋賀県立琵琶湖博物館で開催された。今回は星としての地球をテーマの一つにかかげ、地球環境の保全も視野に入れた、これからの天文活動の意味を考えていくうえで意義深い集いとなった。

投稿画像ギャラリー(15枚)

ハート星雲、ハートレー彗星、しし座流星群など15枚を公開しました。

11月17日

木星の南赤道縞に復活の兆し

木星の南赤道縞は今年5月から消失していたが、復活の兆しとなる白斑が今月9日にフィリピンの観測者によって発見され、即座に日本をはじめ各国で確認された。12日には、白斑の隣に暗い筋状の暗柱が確認された。今後、暗柱が連続発生して全周を取り巻くようになり、南赤道縞復活となる。それまでの変化に注目したい。

【訃報】国立天文台などの名誉教授 森本雅樹氏

鹿児島大学、国立天文台および東京大学の名誉教授で、天文学者の森本雅樹(もりもとまさき)氏が11月16日、心不全のため死去されました。享年78歳。森本氏は主に電波天文学の分野でご活躍され、野辺山宇宙電波観測所長や国際天文学連合 電波天文学委員会委員長などを務められました。また、天文普及にもご尽力され、わかりやすい解説で「森本おじさん」の愛称で親しまれてきました。

投稿画像ギャラリー(9枚)

池谷・村上彗星など9枚を公開しました。

天文カレンダー「2011年ビクセンオリジナル天体カレンダー」予約開始(販売終了)

アマチュア天文写真家の応募作品のなかから厳選した天体写真を掲載している、お馴染みビクセンの「2011年ビクセンオリジナル天体カレンダー」の予約を開始。24日頃から出荷予定。特価1,400円

2010年11月21日 月とプレアデス星団が接近

11月21日の夕方から翌22日の明け方にかけて、月齢15〜16の月とおうし座のプレアデス星団(M45、すばる)が接近します。両天体の距離は時間が進むほど近づいていきます。1時間おきに観察してみると、そのようすがよくわかるでしょう。月が明るく肉眼でプレアデス星団を見るのはほぼ不可能なので、双眼鏡で眺めてみましょう。

2010年11月20日 水星と火星が大接近

12月2日に東方最大離角となる水星が夕方の西の空に見え始めていますが、その近くには火星も見えています。最接近は11月20日で、11月10日ごろから12月中旬ごろまでは双眼鏡の同一視野に入ります。日の入り30分後の高度は5度前後しかなく、かなり見づらいですが、南西の低空の見晴らしがよい場所で双眼鏡を向けてみましょう。

11月16日

【特集】ふたご座流星群

年間三大流星群のひとつに数えられるふたご座流星群が、今年も12月14日ごろにピークをむかえます。14日深夜から15日未明にかけては月明かりもなく好条件で楽しめそうです。観察のポイントなど解説しています。

「はやぶさ」の微粒子はイトカワ由来と判明

宇宙航空研究開発機構(JAXA)は、小惑星探査機「はやぶさ」が持ち帰ったカプセル内の微粒子に小惑星イトカワ由来のものが含まれていると発表した。小惑星からのサンプル採集成功は世界初となる。

カシオペヤ座HTの25年ぶりの大増光

11月2日(世界時、以下同様)、アメリカのTimothy Parsonsさんが、矮新星の一つ、カシオペヤ座HTが25年ぶりに12.9等に増光していることを発見した。増光の様子を観望するだけなら口径15cmの望遠鏡でも可能だ。矮新星を目にしたことのない方も含め、ぜひこの機会にカシオペヤ座HTへ望遠鏡を向けてみてはいかががだろうか。

投稿画像ギャラリー(19枚)

池谷・村上彗星、ハートレー彗星、南赤道縞に暗柱が出現した木星など19枚を公開しました。

11月15日

渦巻銀河の輝きは、棒状構造によって失われる?

国際的な研究チームが、ボランティア参加型の銀河分類プロジェクト「The Galaxy Zoo 2」のデータを利用して、多くの渦巻銀河に見られる棒状構造が星形成を止める役割を担っているのではないかという研究成果を発表した。

2011年の月齢がわかる風呂敷 「月齢ふろしき2011年度版」予約開始(販売終了)

2011年の月齢がわかる風呂敷「月齢ふろしき2011年度版」が予約開始。外側の1月1日から始まり、ぐるぐる回って最後の12月31日は丸の中心。月の初めには唐草模様印、だんだんと月の満ち欠けがあり、新月(見えない月)のところに旧暦の月名、その下に英語の月名が書いてあります。渡辺教具製作所 製 2,100円 ※商品の出荷は12月上旬の予定です。

天文や季節の情報が満載の日めくりカレンダー 「星ごよみ365日」(販売終了)

1月1日〜6月30日までと、7月1日〜12月31日までの2分冊になった、2011年の日めくりタイプのカレンダーが新発売。カレンダー内にその日の南の星空を掲載、また月齢や月の形がわかります。さらに東京と大阪での日出、日入、月出、月入の各時刻など、天文や季節の情報が満載。星の手帖社 製 1,580円(税込)

投稿画像ギャラリー(23枚)

池谷・村上彗星、ハートレー彗星、木星など23枚を公開しました

ステライメージのレシピ、ガイドエラー補正など画像処理のアイディアを公開
11月21日につくばエキスポセンターで天体写真講座

茨城県のつくばエキスポセンターで11月21日、アストロアーツの上山治貴氏による天体写真撮影・画像処理の講座が開催される。

11月12日

投稿画像ギャラリー(12枚)

池谷・村上彗星、ハートレー彗星、アンドロメダ座大銀河など12枚を更新しました。

すばる望遠鏡、銀河団に広がる電離水素ガス雲を多数発見

すばる望遠鏡がかみのけ座銀河団を観測し、銀河14個が電離水素ガス雲をともなっていることを明らかにした。1つの銀河団からこれほど多くの電離水素ガス雲を伴った銀河が発見されたのは初めてのことだ。さらに銀河の性質や空間および速度分布などもわかり、銀河団における銀河の進化の現場をとらえた重要な成果となった。

ISS補給機の愛称は「こうのとり」 来年1月に打ち上げ

日本が開発・運用する国際宇宙ステーション補給機(HTV)の愛称が「こうのとり」に決定した。来年1月20日に最初の打ち上げが予定されており、その後は年1度のペースで運用される見込み。

2010年11月18日 しし座流星群が極大

約10年前の大出現以来すっかり有名になり、近年もやや活発な活動が見られているしし座流星群ですが、今年は11月18日の6時ごろに活動がピークになると予想されています。3時ごろになると月が沈んで空が暗くなり、しし座の顔のあたりにある放射点も高く昇ってくるので、寒さ対策をしっかりとして夜空を眺め流星を見つけてみましょう。

11月11日

清田愛未さんの星空ライブを大阪と東京で開催

星を歌うアーティスト、清田愛未(きよたまなみ)さんのライブが12月に大阪と東京で行われる。宇宙映像とのコラボレーションや、ニューアルバムの先行販売もうれしいイベントだ。

仙台の小石川さん、くじら座の銀河に超新星2010joを発見

仙台市天文台の小石川正弘さんが11月6日、くじら座の銀河に超新星2010joを発見した。小惑星の発見など長年天体捜索を続けてきた小石川さんだが、超新星の発見はこれが初となる。

星ナビ.com 新天体発見情報 064(2010年1月)
月刊星ナビ2010年12月号に掲載の「新天体発見情報」No.064を公開しました。
JAXA、古川宇宙飛行士が宇宙でトライする宇宙実験を募集

宇宙航空研究開発機構(JAXA)は、2011年5月から約6か月間、国際宇宙ステーション(ISS)に滞在する宇宙飛行士 古川聡さんに、宇宙で試してほしい宇宙実験のアイデアを募集中だ。

投稿画像ギャラリー(24枚)

ハートレー彗星、池谷・村上彗星、木星の消失中の南赤道縞に発生した白斑など、24枚を公開しました。

11月10日

準惑星エリスは実はもっと小さい? 恒星食観測から疑惑

2005年に発見され、冥王星より大きいとされたために、冥王星の惑星としての地位に疑問符をつける一因となった準惑星エリス。11月6日(世界時)に恒星の前を通りすぎる食のようすが観測され、その結果から実際にはもっと小さいのではという疑惑が持ち上がっている。

嫦娥2号による「虹の入江」の画像が公開に

今月8日、中国国家国防科技工業局は月探査衛星「嫦娥2号」が撮影した月の「虹の入江(Sinus Iridium)」の画像を公開した。

宇宙のなぞをハシゴしよう 11月21日にアルマ×すばる講演会

11月21日、2つの講演会が臨海副都心(東京)と慶応義塾大学日吉キャンパス(横浜)で行われる。午前はALMA望遠鏡プロジェクト、午後はすばる望遠鏡による系外惑星研究がテーマとなっている。両会場(駅)の間は1時間で移動できるので、興味のある方は両方参加することもできる。

投稿画像ギャラリー(8枚)

ハートレー彗星、池谷・村上彗星、木星など8枚を公開しました。

11月9日

土星のB環が変形する理由、ボイジャー以来初めて解明か

土星のB環の外縁のふるまいはとても複雑で、衛星ミマスの影響だけでは説明がつかず、ボイジャー1号2号による観測以来長年のなぞであった。NASAの土星探査機カッシーニが4年がかりで撮影した画像から、そのなぞの答えが示された。

投稿画像ギャラリー(17枚)

ハートレー彗星、土星と池谷・村上彗星の2ショット、松島や千畳敷での星景など17枚を公開しました。

11月下旬、東京と広島で“宇宙(天文)を学べる大学”合同進学説明会

天文の道に進みたい中高生は必見。天文学を学べる大学の合同進学説明会が11月21日に東京で、28日には広島で開催される。

11月8日

天文衛星ハーシェルが隠れた能力発揮、遠方銀河の重力レンズ像を複数発見

ESAの赤外線天文衛星ハーシェルによるサーベイ「Herschel-ATLAS」の画像から、銀河の重力レンズ像が5つ発見された。今回調べられた画像はサーベイ全体の2パーセントにしか当たらない。今後より多くの画像が調べられれば、新たに数百にものぼる重力レンズ像が発見されるかもしれない。

西山さんと椛島さん、さんかく座の銀河M33に新星を発見

九州の新天体捜索チーム、西山さん椛島さんのコンビが10月26日(世界時、以下同様)、さんかく座の銀河M33に新星M33N 2010-10aを発見した。

11月14日に「滋賀天文のつどい2010」

今年で20回目となる「滋賀天文のつどい」が、星空と地球をテーマとして11月14日に琵琶湖博物館で開催される。

投稿画像ギャラリー(52枚)

池谷・村上彗星やハートレー彗星、木星や土星など52枚を公開しました。

11月5日

新発見の彗星は「池谷・村上彗星」と命名

池谷薫さんと村上茂樹さんが先日発見したC/2010 V1彗星が、新たな彗星の出現であることが確認され「池谷・村上彗星」と命名された。この彗星は現在、明け方の東の空でおとめ座付近に見ることができる。

星ナビ12月号は「天文界の10年を振り返る」大特集

星空を楽しむための雑誌「星ナビ」2010年12月号が、11月5日(金)に発売されました。「星ナビ」が創刊したのは、21世紀が始まる直前の2000年12月号。読者の皆様の応援のおかげでこのたび「10周年」を迎えることができました。10年間のトピックスを「星ナビ」の誌面とともに振り返ります。

ハートレー彗星に最接近した、探査機ディープインパクト

米国東部夏時間(以下同様)11月4日午前9時59分(日本時間同日22時59分)、探査機ディープインパクトがハートレー彗星への接近通過に成功した。ディープインパクトが撮影した画像からすでに彗星の体積が明らかになっており、今後は表面から噴出している物質に関する情報を得るために観測データの分析が進められる。

池谷・村上彗星(P/2010 V1)ギャラリー

池谷薫さん、村上茂樹さんが発見した「池谷・村上彗星(P/2010 V1)」の投稿画像ギャラリーを公開しました。強く集光した姿がとらえられています。

天体画像ギャラリー(19枚)

池谷・村上彗星やハートレー彗星など19枚を公開しました。

11月4日

天体画像ギャラリー(28枚)

ハートレー彗星や月のクレーターなど28枚を公開しました。

池谷さんと村上さんが新彗星を発見

静岡県の池谷薫さんと新潟県の村上茂樹さんが11月3日と4日、それぞれ独立して新彗星を8〜9等級で発見した。この彗星はC/2010 V1と符号がつけられ、おとめ座を移動中だ。

11月2日

これまででもっとも質量の大きな中性子星を発見

アメリカ科学基金(NSF)のロバート・C・バード・グリーンバンク望遠鏡(GBT)が、これまででもっとも質量の大きな中性子星を発見した。この発見は、素粒子物理から宇宙物理にいたる幅広い範囲の分野に大きな影響を与えることになりそうだ。

「かぐや」、世界で初めて月面上のウラン濃度分布を明らかに

月周回衛星「かぐや」の画像ギャラリーに、月面上のウランの濃度分布図が公開された。これまで観測が難しくわかっていなかったウランの濃度分布を世界で初めて明らかにしたものだ。

渡辺教具製作所 「小型天球儀」新発売

マイナス等級の1等星を含む7段階の星の等級による星図に、変光星、星団、銀河、太陽の南中位置、88星座の境界線、星座絵を記載した、渡辺教具製作所製の天球儀。球径 21cm。価格12,600円

アクアマリンの新譜「地球星歌」11月13日発売 予約受付中

星まつりやプラネタリウム館のコンサートでお馴染みのアクアマリンの4年ぶりのフルアルバムが11月13日にリリース決定!予約受付中です。世界一周旅行の体験から曲想を得た曲などを収録。「地球星歌」「明日の空へ」など全14曲。価格2,800円

天体画像ギャラリー(8枚)

ハートレー彗星、土星の環など8枚を公開しました

11月1日

有人滞在10周年を迎える国際宇宙ステーション

国際宇宙ステーション(ISS)における有人滞在が始まったのは、2000年11月2日のことである。10周年を記念して、これまでISSに滞在した経験のある日本人宇宙飛行士からコメントが寄せられた。また、明日11月2日には、地上とISSとを結んだ記者会見のライブ配信が予定されている。

「星空の街・あおぞらの街」全国大会 in 北杜市 開催報告

星空を活かした地域おこしと大気環境意識の高揚を目的とした第22回「星空の街・あおぞらの街」全国大会が山梨県北杜市で開催され、星空を通した環境活動功労者の表彰や児童による星空観察の発表、記念講演などが行われた。

西山さんと椛島さん、アンドロメダ座大銀河に新星を発見

九州の新天体捜索チーム、西山さん椛島さんのコンビが10月29日(世界時、以下同様)、M31アンドロメダ座大銀河に新星M31N 2010-10dを発見した。

天体画像ギャラリー(7枚)

ハートレー彗星や木星など7枚を公開しました。