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更新履歴

2009年7月の更新履歴 バックナンバー一覧

7月31日

「謎を解け きみは宇宙の名探偵」スター・ウィーク、明日スタート

毎年8月1日〜7日は「スター・ウィーク〜星空に親しむ週間〜」。自宅で参加できる企画や、全国各地での観望会、星祭りなど、さまざまなイベントを楽しんでみよう。

国立天文台 岡山天体物理観測所・岡山天文博物館の特別公開

国立天文台では、8月29日(土)に岡山天体物理観測所と岡山天文博物館の特別公開を行う。通常の見学コースに加え、国内最大級の188cm反射望遠鏡ドーム内部が公開されるほか、講演会やゲーム、太陽観測、天文工作なども予定されている。

2009年8月 食変光星のぎょしゃ座ε星が減光し始める

27.1年という長い周期で明るさを変える食変光星のぎょしゃ座ε星アルマーズが8月ごろから減光し始めます。2年にわたる減光期間中は3.8等まで暗くなります。ぎょしゃ座は冬に見やすい星座ですが、この時期すでに明け方の北東の空に見えています。注目してみましょう。

金井三男のこだわり天文書評(天文関連書 新刊情報)

新刊情報
「NGC・IC天体写真総カタログ」
「ロケットと宇宙開発 Gakken Mook 大人の科学マガジン別冊」
「DVD-ROM&図解 ハッブル望遠鏡で見る宇宙の驚異」
「ハーシェル天体ウォッチング」
「ゼロからわかる図解最新宇宙論 アインシュタインの相対性理論から量子論、ひも理論まで」
「宇宙旅行 中川先生と行くぐるっと銀河大周遊7日間」
「ビジュアル天文学 星空の400年 天体望遠鏡の歴史と宇宙」
「ビジュアル天文学 見えない宇宙を観る 天体の素顔に迫るサイエンス」
「変わりゆく地球 衛星写真にみる環境と温暖化」
「自然界をゆるがす「臨界点」の謎 宇宙・生命・物質のすがたはこうして一変する」

新着レビュー
「こども図鑑 月の観察」
「それでも地球は動く ガリレオ」
「月世界への旅 38万キロ彼方のフロンティア」
「天文大先生 千葉歳胤のこと 江戸中期に生きた飯能出身の天文学者」
「自然とかがくの絵本 総解説」

7月30日

緑色の小さな銀河「グリーンピース」

ボランティア参加型の銀河分類プロジェクト「The Galaxy Zoo」で、緑色をした小さな銀河が複数発見された。「グリーンピース」という愛称がつけられたこれらの銀河では、天の川銀河の10倍の速度で星形成が進んでおり、初期宇宙における星形成を知る手がかりとなりそうだ。

常識を覆す超新星爆発の痕跡

X線天文衛星「すざく」を使った天の川銀河中心部の観測で、プラズマの「川」と源流にあたる「湖」が発見された。この構造は、5万年ほど前に起こった超新星爆発の痕跡と考えられているが、一方向に物質が流れる超新星残骸が見つかったのは初めてのことである。

さらに進化した家庭用星空投影機「ホームスターPRO 2nd edition」入荷(販売終了)

人気の光学式家庭用プラネタリウム「ホームスターPRO 2nd edition」が入荷。日周運動、流星、タイマー機能などを装備。約6万個の星が自宅の天井などに投影して楽しめます。モノクロ2枚、カラー1枚の原板が付属。色はブラック、シルバーの2種類。特価各21,260円。

かぐやのデータを使った月球儀「かぐや・月球儀15」新発売(販売終了)

月探査機「かぐや」のデータによる世界初の月球儀(渡辺教具 製)が新発売。精密な高度データにより、表と裏でまったく違う月の表情を確認することができます。大きさ15cm、解説付き。価格3,150円

7月29日

若田さん搭乗のエンデバー号が帰還の途に

スペースシャトル「エンデバー号」(STS- 127/国際宇宙ステーション組立ミッション(2J/A))は、米国東部夏時間(以下同様)7月28日(日本時間29日)に、日本人宇宙飛行士 若田光一さんら6名を乗せて国際宇宙ステーション(ISS)から分離し、帰還の途についた。

LRO、アポロ着陸地点をとらえる

NASAの月探査機ルナー・リコナサンス・オービター(LRO)が、アポロ計画で宇宙船が着陸した地点を撮影し、今も残る着陸機の一部などをとらえた。

天体画像ギャラリー

中国・トカラ皆既日食ギャラリー、一般投稿画像ギャラリーを更新しました。

7月28日

倉敷科学センターで、星座生解説と即興BGMのプラネタリウム企画

倉敷科学センターでは、8月16日にプラネタリウムスペシャルデーとして、星座生解説に合わせてピアニストが即興の生演奏を奏でるというを企画を実施する。

新天体発見情報:047 2008年9〜10月

「アポロ型特異小惑星 2008 QS11」
「オリオン座の不思議な天体 」
「バーナード・ボアッティーニ周期彗星 206P/Barnard-Boattini(1892 T1=2008 T3)」
「NGC 3432近くの変光星、りゅう座の矮新星、超新星 SN 2008gg in NGC 539」

星職人 南緯45度の星空案内人

日本で3週間ほど休暇を過ごし、ニュージーランドへ戻った米戸氏。改めて、日本の夜空がニュージーランドの夜空に勝てないと断言しています。今回は「南十字」がテーマです。南半球へ行ったらぜひ「南十字」を一度見てみたいという方必読です!

7月27日

国貞や又兵衛の名が水星のクレーターに

国際天文学連合(IAU)は、浮世絵師 歌川国貞にちなんだ「Kunisada」や江戸初期の絵師 岩佐又兵衛にちなんだ「Matabei」など、NASAの水星探査機メッセンジャー(MESSENGER)が昨年発見した16個のクレーターの名前を発表した。

天体画像ギャラリー

中国・トカラ皆既日食ギャラリー、一般投稿画像ギャラリーを更新しました。

7月24日

NASAドキュメンタリー映画「宇宙へ。」試写会ご招待、ワンコインキャンペーンも

8月21日(金)に、BBC制作NASAドキュメンタリー映画「宇宙(そら)へ。」が公開される。NASA開局50周年、人類の月面着陸から40年を記念して制作された、初公開の秘蔵映像が満載の映画だ。公開に先立ち、8月12日(水)の試写会に5組10名様をご招待する。また、公開初日の21日と22日には、この映画を500円で鑑賞できる「ワンコインキャンペーン」も実施される。

7月22日

木星に新しい模様が発生、小天体が衝突?

木星の南極付近に、この数日以内に天体が衝突してできたらしい新しい模様が発見された。天体の正体はわかっていないが、15年前のちょうど同じ時期に木星に衝突して話題になったシューメーカー・レビー彗星のような彗星、あるいは小惑星ではないかとみられている。

日食画像ギャラリーを公開

皆さまからご投稿いただいた日食画像のギャラリーを公開しました。今後も随時更新します。

2009年7月27日 金星とかに星雲が大接近

7月27日の明け方、金星がおうし座のかに星雲(M1)に大接近します。低倍率の望遠鏡で同一視野に入りますが、光度差が大きいので一緒に見るのは難しいかもしれません。

2009年7月28日 みずがめ座δ流星群が極大

7月下旬から8月下旬は、いくつもの活発な流星群の活動が重なり、1年のうちでもっとも多く流れ星が見られる時季です。キャンプや帰省などで暗い夜空が見渡せる機会に恵まれたら、ぜひ流れ星を数えてみましょう。

7月21日

国際宇宙ステーション「きぼう」日本実験棟が完成

米国中部夏時間7月18日午後6時40分(日本時間19日午前8時40分)、若田光一 宇宙飛行士が国際宇宙ステーション(ISS)の「きぼう」日本実験棟に船外実験プラットフォームを取り付けた。その後、機能が正常であることが確認され、「きぼう」日本実験棟が完成した。

天体画像ギャラリー(8枚公開)
スタッフの日食ブログ「ドリーム オブ ステラ」

武漢での日食ツアーに参加しているスタッフから最新の情報をお届けします!

国立天文台で夏休みジュニア天文教室

小・中学生、高校生を対象とした「夏休みジュニア天文教室」が国立天文台三鷹キャンパスで開催される。太陽黒点の観察などの体験学習のほか、ミニレクチャーや星座早見盤工作なども行われる。

7月17日

「日食グラスに不具合」の報道について

7月17日に、各地で配布された日食グラスの一部に遮光板がない、または、ずれている不良品が見つかったという報道がありました。弊社で販売した日食グラスもビクセンの遮光板を採用していますが、不良品が含まれるグラスとは製作時期が異なり、ビクセンより「アストロアーツ販売分には問題がない」との回答をいただいております。

厚木市子ども科学館、18日リニューアルオープン

神奈川県厚木市の「厚木市子ども科学館」のプラネタリウムが7月18日にリニューアルオープンする。「コスモシアター」に名前を改める同館のプラネタリウムには、投影星数500万個を誇る最新型のメガスターIIB 1号機が導入され、圧倒的に美しい星空が再現される。

ついに打ち上げられた「エンデバー号」

スペースシャトル「エンデバー号」(STS- 127/国際宇宙ステーション組立ミッション(2J/A))が5回の打ち上げ延期を経て、米国東部夏時間(以下同様)7月15日18時03分(日本時間7月16日7時03分)に打ち上げられた。「エンデバー号」には、日本実験棟「きぼう」船外実験プラットフォームと船外パレットが搭載されており、今回のミッションで「きぼう」の構成要素の取り付けが完了する。

【特集】木星とガリレオ衛星

夏休みの夜は、マイナス3等近い明るさを誇る木星が、一晩じゅう南の空で輝いています。望遠鏡があれば表面の模様を観察できて、双眼鏡でも周囲を回る4つのガリレオ衛星を見つけることのできる、見どころの尽きない惑星です。

7月18〜22日:出荷作業をお休みいたします

アストロアーツオンラインショップは7月18日から22日まで出荷作業をお休みいたします。7月17日(金)以降のご注文は、23日(木)より順次出荷いたします。あらかじめご了承ください。

7月16日

DVD「宇宙の旅 〜天体観測の歴史と星の素顔〜」(販売終了)

NHKエンタープライズ発行の天文DVDの新作「宇宙の旅 〜天体観測の歴史と星の素顔〜」が7月23日に新発売。価格3,990円(税込) 最先端の観測装置がとらえた画像によって明らかになってきた宇宙の素顔に迫ります。

皆既日食:日食中継・メディア情報

7月22日の皆既日食は、インターネットやテレビなどでの中継が予定されています。また、当日までにも様々な報道番組、特集番組が予定されています。情報は当日まで随時更新します。

112番元素にコペルニクスに因んだ名前を提案

1996年に独・重イオン科学研究所で初めて合成された112番元素の名前に、天文学者コペルニクスに因んだ「Copernicium」が提案された。

気象衛星「ひまわり」から見る日食

7月22日の日食時に気象庁では、静止気象衛星「ひまわり」が観測した可視画像をウェブで公開する。日食時には、宇宙から見た地球に月が影を落とし、その影が移動していくようすが見られる。

7月15日

天体画像ギャラリー

一般投稿画像ギャラリーを更新しました。

安全に日食を楽しむ「日食観測ガイド」を公開

7月22日の日食もいよいよ来週に迫りました。アストロアーツでは、星ナビ別冊ムック「日食観測マニュアル」の一部をPDF化して無償公開しました。部分日食観察の方法や簡易のピンホール式望遠鏡の作り方など、安全かつ手軽に日食を楽しむために「今からでも間に合う」情報がコンパクトにまとめられています。ぜひご活用ください。

金井三男のこだわり天文書評(天文関連書 新刊情報)

新刊情報
「ALMA電波望遠鏡」
「黒い太陽のおはなし 日食の科学と神話」
「地球の法則と選ぶべき未来 ドネラ・メドウズ博士からのメッセージ」
「宇宙がよろこぶ生命論」
「チャレンジ! 太陽系 実験と工作で探る宇宙の秘密」
「宇宙 最新画像で見るそのすべて」
「カラー図解でわかる ブラックホール宇宙」
「宇宙暮らしのススメ」
「地球と宇宙のおはなし」
「ブラックホールを見つけた男」
「よくわかる「星座の神々・英雄」大事典」

新着レビュー
「望遠鏡以前の天文学 古代からケプラーまで」
「望遠鏡400年物語 大望遠鏡に魅せられた男たち」

赤外線天文衛星ハーシェルに期待高まる

6月14日にファーストライトを迎えたESAの赤外線天文衛星「ハーシェル(Herschel)」は、搭載されている3機すべての観測機器で動作試験を実施した。地球を飛び出した望遠鏡として過去最大の口径をほこるだけあって、試写の段階で圧倒的な実力がうかがえる。

7月13日

天体画像ギャラリー

一般投稿画像ギャラリーを更新しました。

フジテレビ「百識王」に、アストロアーツの大熊正美社長が出演

毎週火曜日の深夜フジテレビで放送されているバラエティ番組「百識王」の14日放送分に、アストロアーツの大熊正美社長が出演する。

悪天候で延期続く「エンデバー号」の打ち上げ

NASAは、米国東部夏時間(以下同様)7月11日(日本時間7月12日)に予定していたスペースシャトル「エンデバー号」(STS-127/国際宇宙ステーション組立ミッション(2J/A))の打ち上げを悪天候を理由に1日延期した。しかし、翌日も天候に恵まれなかったため、打ち上げは再び延期された。目下のところ次の打ち上げは13日(日本時間7月14日)に予定されている。

板垣さん、通算50個目の超新星発見

山形県の板垣公一さんが超新星を発見され、通算発見数が50個になった。板垣さんは、先月だけで3個の超新星を発見。そして今月10日、板垣さんにとって今年6個目となる超新星2009hiを、ペガスス座の巨大楕円銀河NGC 7647に発見された。

7月10日

【特集】2009年 ペルセウス座流星群

夏の定番天文現象と言えば、ペルセウス座流星群です。出現のピークは、8月12日の夜から翌日13日の未明。あいにく今年は月明かりの中で見ることになりますが、ペルセウス座流星群はもともと明るい流星が多いので見逃すわけにはいきません。

日本の宇宙ステーション補給機、9月11日打ち上げへ

宇宙航空研究開発機構(JAXA)は、宇宙ステーション補給機(HTV)技術実証機を搭載したH-IIBロケット試験機の打ち上げを9月11日に実施すると発表した。HTVは、無人の軌道間輸送機としてスペースシャトル退役後の活躍が期待されている。

星空ガイド

8月前半の天文現象を追加しました。

星職人 Ironwood Remote Observatory Hawaii

突然の豪雨に見舞われたArcher氏の天文台。大事な機材を守るため、Archer氏は、リアルタイムで天気をモニターするシステムの開発に着手します。そんなハワイ独特の天候とはどんなものなのでしょう。

幼い星が彩るオメガ星雲

オメガ星雲の中心は、天の川銀河の中でも、もっとも活発な星形成領域のひとつである。誕生して間もない星たちが放つ強い紫外線によって、さまざまな成分のガスが輝き、水彩画を思わせる光景を見せている。

7月9日

ステライメージ Ver.6・6.0dアップデータを公開

天体画像処理ソフト「ステライメージ Ver.6」がバージョンアップ。機能追加と不具合修正を行ったたVer.6.0dへのアップデータを無償公開しました。

金井三男のこだわり天文書評(天文関連書 新刊情報)

新刊情報
「ここまでわかった! 宇宙の謎 銀河のしくみから超ひも理論まで」
「最新画像で解き明かす 太陽系の謎」
「京の宇宙学」
「燃えつきた反宇宙」
「星の地図館 太陽系大地図」
「軌道エレベーター 宇宙へ架ける橋」

新着レビュー
「偽金鑑識官」
「ほしにむすばれて」
「世界のたね 真理を追いもとめる科学の物語」
「天体観測の教科書 星食・月食・日食観測編」
「IS PLUTO A PLANET? A Historical Journey through the Solar System」

iPhone用 星図表示アプリ「iステラ」1.2.2
ステライメージ Ver.6: 6.0dアップデータ
スター・ウィーク、恒例のリンクバナーキャンペーン

今年も8月1日から7日まで「スター・ウィーク〜星空に親しむ週間〜」が行われる。今年のキャッチコピーは、「謎を解け きみは宇宙の名探偵」に決まった。このキャッチコピーのもと、全国各地でさまざまなイベントが行われる。国立天文台では、より多くの人への周知を目的にリンクバナーキャンペーンへの参加を呼びかけている。

【お詫びと訂正】「エクリプスナビゲータ Ver.2」および弊社書籍における、日食観測地のデータ誤りについて

アストロアーツが開発した日食シミュレーションソフト「エクリプスナビゲータ Ver.2」「日食ブラウザ(ムック『皆既日食2009』に付属)」と、アストロアーツが発行した雑誌「月刊星ナビ 2008年10月号」、ムック「皆既日食2009」「星空年鑑2009」に収録、掲載しました「奄美大島あやまる岬」の位置が誤っていることが判明いたしました。この結果、皆既食の開始・終了時刻や継続時間も正しくないものになっています。

ユーザの皆様、星ナビ読者の皆様、製品をご購入いただきましたお客様に、ご迷惑をおかけいたしましたことを深くお詫びいたします。

7月8日

隕石から太陽系最古の花こう岩片を発見

花こう岩は、形成に「水」の関与が必要で地球独自の岩石と考えられてきた。しかし、1949年にモンゴルに落下した隕石に含まれていた花こう岩の年代測定から、地球の花こう岩の形成年代よりも古い約45億3000万年前という値が明らかとなり、初期の太陽系では微惑星上で花こう岩の形成が進んでいたことが示された。

「三鷹市 星と森と絵本の家」が開館

七夕にあたる7月7日、国立天文台三鷹の構内に「三鷹市 星と森と絵本の家」が開館した。同館には、星(星・地球)、森(森・動植物)、ひと(人・暮らし・言葉)という3つのテーマを中心にした約2000冊の絵本が所蔵されている。また現在、初回企画展として「見る・知る・感じる絵本展−月とおつきさま−」が開催されている。

天体画像ギャラリー

2009年 木星ギャラリー、一般投稿画像ギャラリーを更新しました。

7月7日

「大西浩次星景写真展と塩尻星の会天体写真展」

長野県の塩尻総合文化センターでは、7月18日まで大西浩次氏の星景写真展と塩尻星の会天体写真展を開催している。また、写真展の開催期間中である11日には、大西氏による天文講演会「第2の地球はあるか?」も行われる。

アニメ『宙のまにまに』 七夕にオンエア

月刊アフタヌーンで連載中の漫画『宙(そら)のまにまに』(柏原麻実)がアニメ化され、7月7日より放送がスタートする。

月探査機ルナー・リコナサンス・オービターの初画像

NASAは、6月18日に打ち上げた月探査機ルナー・リコナサンス・オービター(LRO)の初画像を公開した。現在、機器の試験と調整のために楕円軌道を回っているLROは、8月から約50kmの高度で月を周回し、本格的な観測を始める。

7月6日

3本のレーザービームがマウナケア山頂の夜空を舞う

ハワイ・マウナケア山頂で、すばる望遠鏡、ケック望遠鏡、ジェミニ北望遠鏡が同時にレーザービームを上空に照射して人工の星を作り出した。明るい人工の星を観測して、リアルタイムで大気のゆらぎを補正する補償光学の技術を使うと、天体のシャープな像を得ることができる。

若田さん、ソユーズ宇宙船に搭乗

日本人宇宙飛行士 若田光一さんが、Gennady Padalka、Mike Barratt宇宙飛行士とロシアのソユーズ宇宙船(18S)に搭乗し、国際宇宙ステーション(ISS)のドッキングポートを空けるための移動飛行を行った。若田さんは、JAXA宇宙飛行士として初めてソユーズ宇宙船に搭乗した。

2009年7月10日 木星と海王星が大接近

木星が21時ごろに昇るようになり、見やすいシーズンになってきました。そのすぐ近くには海王星があり、7月10日に最接近します。最接近の前後数日は低倍率の望遠鏡で同時に観測でき、双眼鏡なら長期間にわたって木星と海王星のランデブーを楽しめます。

天体画像ギャラリー

2009年 木星ギャラリー、一般投稿画像ギャラリーを更新しました。

8月1日〜2日「大湯温泉星祭り」

8月1日の夜から2日早朝にかけて、新潟県立奥只見レクリェーション都市公園で「大湯温泉星祭り」が開催される。大湯温泉は大自然に恵まれており、当日は国内有数の美しい星空と村祭りの雰囲気の両方を楽しむことができる。

7月3日

ギャラリー宙「中国・シルクロード皆既日食 映像展」開催中

ギャラリー宙(そら)(東京都中央区)では、唐崎健嗣氏の「中国・シルクロード皆既日食 映像展」を開催している。また7月15日には、天文セミナー「東京で日食を楽しもう!」も行われる。

星ナビ8月号は「2009年7月22日まで、あと0か月」

星空を楽しむための雑誌「星ナビ」2009年8月号が、7月4日(土)に発売されます。目前にせまった「中国・トカラ皆既日食」。皆既日食を見に遠征する人も、国内で欠けゆく太陽を観察する人も、星ナビを読んで気分を盛り上げましょう!

天体画像ギャラリー

一般投稿画像ギャラリーを更新しました。

「エンデバー号」、7月11日の打ち上げ目指す

NASAは、打ち上げを2度延期していたスペースシャトル「エンデバー号」で燃料ガスの漏れが直ったことを確認し、米国東部夏時間7月11日(日本時間12日)の打ち上げに向け準備を続けている。

すばる望遠鏡がとらえた宇宙花火

すばる望遠鏡が、有名な惑星状星雲「らせん状星雲」を観測し、星雲の内部全体に彗星のような形をした多数の塊が花火のように広がっているようすをとらえた。この星雲では、この塊の中にだけ水素分子が存在することが明らかとなった。

7月2日

全国の書店で「星空ブックフェア」開催中

全国約400店舗の書店で、世界天文年2009日本委員会による「星空ブックフェア」が開催中だ。各店に設けられた天文書特設コーナーには、世界天文年2009日本委員会公認の解説書や図鑑、読み物や絵本などが数多く並べられている。

衛星観測による最高精度地形データ、公開

経済産業省が開発したセンサーをNASAの地球観測衛星に搭載して取得した地形データが無償で一般公開された。分解能は30mで、地球の陸域全体をカバーしたデータとしては世界最高。

7月1日

天体画像ギャラリー

一般投稿画像ギャラリーを更新しました。

部分日食を安全に観察しよう

7月22日の日食まで、20日あまり。国立天文台では、全国で見られる部分日食について、誤った観察方法による事故を防ぐために、必ず正しい方法で観察するよう呼びかけている。

土星の環を波立たせる衛星

NASAの土星探査機カッシーニがとらえた土星の環の画像に、波のような構造が見つかった。太陽光が土星の真横から当たる15年に1度の機会がもたらした発見だ。

金井三男のこだわり天文書評(天文関連書 新刊情報)

新刊情報
「アポロ11号 月面着陸から現代へ」
「みるみる理解できる 太陽と惑星 新訂版」
「太陽は23歳!? 皆既日食と太陽の科学」
「はじめてのうちゅうえほん」
「宇宙を体験! Mitaka & Mitaka Plus 入門」
「ポケット天文検定」
「星座と宇宙 夜空の観察事典 天体観測に必要な「星座早見盤」付き」
「宇宙に秘められた謎 ホーキング博士のスペース・アドベンチャー2」