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更新履歴

2007年1月の更新履歴 バックナンバー一覧

1月30日

ニュース:NASA、ISSへ「きぼう」を届ける宇宙飛行士を発表 土井さんら

NASAは29日、国際宇宙ステーション(ISS)へ「きぼう」日本実験棟の一部などを届ける、スペースシャトル・エンデバー号(STS-123/ISS組み立てフライト 1J/A)に搭乗する宇宙飛行士を発表した。打ち上げは2007年12月で、滞在時間は約2週間の予定。

ニュース:ハッブル宇宙望遠鏡の最新鋭カメラが停止、復旧は困難か

NASAは、ハッブル宇宙望遠鏡(HST)の撮像装置「掃天観測用高性能カメラ(ACS)」が電気系統の異常によって停止したと発表した。現在、原因の究明と対策の検討が進められているが、当面の間は最高性能を誇るACS以外の撮像装置を使った観測を余儀なくされそうだ。

1月29日

ニュース:【イベント情報】2007年4月7〜8日 第37回彗星会議を開催

4月7日、8日の2日間、第37回彗星会議が新潟県南魚沼市で開催されます。どなたでも参加できるこの会議では、撮影や画像処理、捜索を含めた観測の方法など、彗星全般にわたる情報交換を毎年行っています。第37回となる今年は、日本を代表するコメットハンター関勉氏の特別講演が予定されています。

ニュース:超巨星の最期は爆発の連続

ハッブル宇宙望遠鏡などによる観測で、太陽の30倍以上も重い恒星が吹き出すガスのようすが明らかにされた。超巨星の太く短い生涯の果てには超新星爆発が待っているが、その直前の段階も、表面で爆発的な噴出を繰り返す激しいものであるらしい。

ニュース:日本天文学会がロゴを公募

今年で創立100周年を迎える日本天文学会が、ロゴマークを募集している。採用されるロゴマークは、同学会発行の雑誌や出版物、ウェブサイト等で使用されることになり、100年の節目に日本天文学会がより多くの人に親しまれ、活動の幅を広げる助けとなることが期待されている。

1月26日

ニュース:天の川の中心で響く「光のこだま」

NASAのX線天文衛星チャンドラが、われわれの天の川銀河の中心で起こっている「光のこだま」を観測した。この現象は、いて座A*と呼ばれる巨大ブラックホールが付近の星間物質を次々と間接的に照らすことで発生している。

ニュース:タイタンに高速ジェット気流の存在 - 恒星食でここまでわかる

土星探査機カッシーニの到着に先立つ2003年11月、土星の衛星タイタンが2度にわたり地球から見て恒星の前を横切った。この貴重な機会のおかげで、タイタンの大気とその動きについて詳しいデータが得られた。2005年1月、カッシーニは子機ホイヘンスをタイタンに投入したが、そのときの観測の一部はすでに予言されていたのである。

StarWatching Express:Vol.57 冬の星座

冬は一年中でもっとも星空がきれいな季節です。明るい一等星が多く、オリオン大星雲など、肉眼でも見える星雲や星団もあります。さらに日没が早いので星空を眺めることができる時間が長く、また上空の空気の流れが強いので星がキラキラとまたたき、他の季節にくらべて、より星空の印象が強い季節です。

星空ガイド 更新

注目の天文現象 / 2月の天文現象ガイドを追加

オンラインショップ:全メシエ天体を収録「メシエ天体ガイド」再入荷

メシエカタログの星雲星団、銀河などすべて収録した人気の写真集「メシエ天体ガイド」が再入荷しました。視野角7度で統一された写真を掲載しているので、双眼鏡での星雲星団探しをサポートします。価格:2,100円(税込)

天文関連書 新刊情報

「金井三男のこだわり天文書評」連載開始(第1回は3冊掲載)。そのほか、2冊の新刊情報を追加

1月25日

ニュース:系外惑星探査衛星COROTのファーストライト

昨年12月27日に打ち上げられた系外惑星探査衛星「コロー(COROT)」が18日、ファーストライトに成功した。口径30cmの赤外線望遠鏡で2年半にわたって約12万個の恒星を撮影し、明るさの微妙な変化から内部構造と惑星の有無を調べる。

ニュース:死にゆく恒星が惑星を生もうとしている

ふつう、惑星の誕生は恒星の誕生に伴うものだ。だが、逆に恒星が死へ向かうことで惑星の誕生を促している証拠が初めて見つかった。この逆転現象が起こっているのは、くじら座の有名な変光星ミラだ。

ニュース:【新製品情報】DVD「ハッブル宇宙望遠鏡が見た宇宙」発売

株式会社竹緒から、ハッブル宇宙望遠鏡による新発見や最新画像を収録したDVD「ハッブル宇宙望遠鏡が見た宇宙」(NHKエンタープライズ発行)が発売される。

ニュース:セレーネ「月に願いを!」キャンペーン まもなく締め切り

宇宙航空研究開発機構(JAXA)の月周回衛星「SELENE(セレーネ)」に名前とメッセージを載せて月に送る「月に願いを!」キャンペーンが31日で締め切られる。誰でもインターネットやはがきを通じて参加することが可能だ。

ニュース:天の川銀河の「食べ残し」か「自由人」か、続々と見つかる矮小銀河

天の川銀河の周りを回る伴銀河が7つ、新たに発見された。いずれもこれまで知られている伴銀河よりずっと小さく、とても暗い。さらに8つ目の候補といえる小銀河もあるが、年老いた星と若い星が同居していて、今後も星を形成できるだけの材料を含むなど、特殊な性質を見せている。

天文関連書 新刊情報

DVD「ハッブル宇宙望遠鏡が見た宇宙」を追加

1月24日

ニュース:フランケンシュタイン博士もびっくり? 再生した恒星

有名な怪奇小説の中で、フランケンシュタイン博士は人間の死体から醜い人造人間を作り出した。一方現実の宇宙には、恒星として一生をまっとうした天体・白色矮星どうしが融合することで誕生したとみられる奇妙な恒星が存在する。

1月23日

ニュース:マゼラン雲は、ただの通りすがりか

南半球ではおなじみの天体、大マゼラン雲と小マゼラン雲は、天の川銀河の周りを回る「伴銀河」と見なされることが多い。ところが、2つのマゼラン雲が従来の説より速く移動しているとする研究成果が発表された。事実ならば、マゼラン雲はただ天の川銀河の横を通り抜けようとしているだけなのかもしれない。

1月22日

ニュース:南半球の天文台から見たマックノート彗星

現在、南半球の天文台や観測施設で働くスタッフにとって、観測を準備する夕暮れ時がいつもより少しだけ忙しいかもしれない。望遠鏡だけでなく、西の空のマックノート彗星(C/2006 P1)から目が離せないからだ。彼らが写真に収めたその姿を紹介しよう。

ニュース:ニューホライズンズ、史上最速の木星接近へ 観測にも期待

2月に木星へ接近するNASAの冥王星 - エッジワース・カイパーベルト探査機「ニューホライズンズ」が撮影した木星の画像が地球へ送られてきた。人類史上最速で木星を通過するニューホライズンズは、スイングバイによってさらに加速する。軌道修正と機器の調整がおもな目的だが、木星やガリレオ衛星の観測にも期待が集まる。

ニュース:【訃報】日本スペースガード協会理事長・磯部しゅう三氏

日本スペースガード協会理事長の磯部しゅう三(いそべしゅうぞう/しゅうは王へんに秀)氏が、平成18年12月31日(日)21時にご逝去されました。ご冥福を心よりお祈りいたします。

ニュース:肉眼でも見られるようになってきた変光星ミラ

くじら座の変光星ミラが、この1週間ほどで急激に明るさを増しています。1月19日現在でおよそ4.5等となり、肉眼でも容易に見られるようになってきました。この時期のミラは、ちょうど夜の8時頃に南中し、観測には最高の条件と言えます。ここしばらくはさらに明るくなっていき、2月下旬には極大になると予想されています。ぜひご覧ください。

天体画像ギャラリー
天文の分野で熱く活躍する星職人によるコラム

驚異的な売り上げを記録した中川店長の店。店員のなかには、現在業界で大活躍中のあの人も。順風満帆に思えたが、その後・・株式会社トミーテックでボーグ担当責任者を務める中川昇さんによる面白くてためになるお話の第三弾です。

パオナビ イベントピックアップ

日本南極地域観測50周年記念 MEGASTAR-II cosmos特別プログラム「この地球(ほし)の鼓動」

1月19日

ニュース:【製品情報】大好評の WHITEY DOB 25cmがレベルアップ

国際光器株式会社は、同社のオリジナル大口径ドブソニアン望遠鏡「WHITEY DOB 25cm」について、装備のレベルアップに伴う価格変更を発表した。在庫切れを繰り返しているヒット商品のため数に限りがあるが、期限(2月4日)までに申し込むと現行価格で「WHITEY DOB 25cm」最新型を購入することができる。また4月以降には、待望のWHITEY DOB 30cm/F5が登場する。

ニュース:正真正銘の「三重連星」クエーサー

クエーサーは、恒星数億個にも達する超巨大ブラックホールを原動力として普通の銀河数個分もの光を放ち続けている、とてつもなく規模の大きな天体だ。そんなクエーサーにも、恒星のように「連星」を形成しているものが見つかっている。今年に入り、さらに「三重連星」のクエーサーが見つかったと発表された。

イベントピックアップ

平成18年度「種子島宇宙センタースペーススクール」の開催

天体投稿画像ギャラリー
オンラインショップ:買う買う大作戦 第11回 「銀河鉄道の夜」関連商品 Part2

2006年の夏に公開され大ヒットした、KAGAYA氏プロデュースのプラネタリウム番組「銀河鉄道の夜」。番組公開を記念して関連の商品が多数発売されています。今回は「壁紙&スクリーンセーバー」と「タイピング練習ソフト」の2つのパソコンソフトを紹介します。

オンラインショップ:ケンコー 口径254mmのニュートン反射鏡筒 発売(販売終了)

ケンコーの赤道儀スカイエクスプローラー EQ6PROに搭載できる口径254mm焦点距離1200mmのニュートン反射「スカイエクスプローラー SE 250N 鏡筒単体」が発売。9倍50mmファインダー、鏡筒バンドが付属して特価54,800円(税込)。

1月18日

ニュース:【インタビュー】大彗星の発見者、マックノート氏

アストロアーツニュース編集部は、統計史上2番目の明るさとなったマックノート彗星(C/2006 P1)の発見者、マックノート氏にインタビューを行い、今回の発見についてコメントをいただきました。発見したときの感想だけでなく、「日本人に生まれるべきだった!」とまでいうほど日本人観測者たちへの関心とあこがれが強いことも教えていただけました。

オンラインショップ:天文関連音楽CD 「星月夜〜めぐる大地のうた」(販売終了)

山梨県立科学館で今月から始まったプラネタリウム番組「星月夜〜めぐる大地のうた」のオリジナルサウンドトラックCDが新発売。山梨県出身のミュージシャン、清田愛未さんと、自然写真家の牛山俊男さんのコラボレーションです。全4曲視聴可能。価格 1,000円(税込)

【特集】マックノート彗星(C/2006 P1)の太陽接近 更新

1月17日

ニュース:わし星雲の「巨大な柱」は既に崩壊した?

赤外線天文衛星スピッツァーによる「わし星雲」の観測から、ハッブル宇宙望遠鏡の画像で有名な暗黒星雲の柱が、実は今この瞬間には存在してないことが示唆された。

ニュース(自社):ステラナビゲータ Ver.8のプロモーションビデオを公開

天文シミュレーションソフトウェア「ステラナビゲータ Ver.8」をわかりやすく紹介したプロモーションビデオを製作・公開しました。YouTube、アストロアーツのサイト内でご覧いただけます。

飲み星食い月す

星にちなんだ食べ物、飲み物を試食して紹介するコーナー:Vol.18「星雲」それは高級日本茶の名前です

パオナビ イベントピックアップ
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StarWatching Express:Vol.56 月と金星のランデブー

下校途中や帰宅途中の夕焼けに染まった西の空に、やたらと明るく輝く星があります。その正体は、地球とともに太陽の周りをまわっている兄弟星「金星」です。

星ナビ機材セレクション :ケンコー スカイエクスプローラー EQ6PRO 赤道儀

光学製品の総合商社であるケンコーから、新たな天文アイテムが登場した。昨年に発売されたスカイエクスプローラー赤道儀の上級機にあたり、より大型のスカイエクスプローラーEQ6PRO赤道儀である。両軸にステッピングモーターのモータードライブを内蔵し、対恒星時800倍速の天体自動導入機能を組み込んだ中型赤道儀だ。

1月16日

ニュース:秒速4000メートルの風が吹く惑星

地球上で秒速40mの風といえば、台風の中心付近で吹くような暴風だ。だが、ある系外惑星ではそよ風にさえ感じられないかもしれない。赤外線天文衛星スピッツァーの観測から、そう考える天文学者がいる。

ニュース:【新製品情報】“ASTRODEA”(アストロデア) 新小型モデルの予約受付販売を開始

シチズン・アクティブ株式会社から発売の本格天体ウオッチ「アストロデア」の、小型モデル「小型全天ウオッチ」と「新月齢小型ウオッチ」の予約受付が1月15日から開始された。

ニュース(自社):アストロガイド星空年鑑2007のアップデータを公開

2007年の天文現象を解説したCD-ROM付きムック「アストロガイド星空年鑑2007」について、不具合を修正するアップデータ(修正プログラム)を公開しました。

アストロガイド星空年鑑2007 アップデータ公開

アストロガイド星空年鑑2007のブラウザを2007年中に実行した場合、「『設定』メニューの『現在の日時』コマンドを実行する、または『現在時刻』ボタンを押すと、常に1月1日になってしまう」という不具合があります。この問題に対処するためのアップデータを公開しました。

1月15日

ニュース:ケプラーが見た超新星は未知のタイプ?

惑星の運動を解明し天文学を大きく発展させたケプラーは、1604年に超新星を観測した。400年の時を経て、残された超新星残骸が現代の天文学者を悩ませている。「ケプラーの新星」は新種の超新星だったかもしれない。

ニュース:40年ぶりの大彗星、マックノート彗星(C/2006 P1)

太陽に接近したマックノート彗星はマイナス5等にまで増光しました。これは、1965年の池谷・関彗星に次ぐ明るさです(1935年以降の集計)。太陽に近いとはいえ、観測衛星SOHOによるリアルタイム画像や白昼に地上から撮影された画像は、「21世紀の大彗星」と呼ぶにふさわしい風格を見せています。

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日本付近で見られる小惑星による恒星食の一覧

1月12日

ニュース:マックノート彗星(C/2006 P1)がSOHO LASCO C3の視野に

現在、日本を含め北半球の多くの天文ファンを楽しませてくれている注目のマックノート彗星(C/2006 P1)が、いよいよ太陽観測衛星SOHOのカメラ LASCO C3の視野内に入ってきました。SOHOが今まで見つめてきたどの彗星よりも明るい姿を見せる可能性もあり、視野内を通過する4日間のリアルタイム画像は必見です。

1月11日

ニュース:冥王星が「ワード・オブ・ザ・イヤー」「ネーム・オブ・ザ・イヤー」を獲得

米国方言学会が毎年行っている「ワード・オブ・ザ・イヤー」に、Pluto(冥王星)という言葉を他動詞として使う「Plutoed」が選ばれた。「降格」や「ものや人の価値を低く評価する」という意味で使われ、昨年採択された新惑星定義から冥王星が惑星から外されたことに由来している。

ニュース:宇宙人の声を聞く方法

一歩進んだ地球外知的生命体探しの方法が提案された。宇宙人がわれわれを意識してメッセージを送っているという前提に立たずに、彼らの惑星内で行われている通信を検出してみようというものだ。オーストラリアで建設が進められている電波干渉計を使えば、およそ1000個の近傍恒星について「宇宙人探し」が可能になるという。

ニュース:ステラナビゲータ Ver.8.0がゼンリン電子地図帳 Zi 9の連携ソフトに

天文シミュレーションソフトウェア「ステラナビゲータ Ver.8」がゼンリン電子地図帳 Zi(ズィー)9の新規連携ソフトとして追加された。これにより、ステラナビゲータ Ver.8ユーザーであれば「Zi 9」で表示している場所の星空を表示して楽しむことが可能となる。

オンラインショップ:ケンコー製「スカイ エクスプローラー2 赤道儀」販売開始(販売終了)

対恒星時800倍での天体自動導入が可能なケンコー製のドイツ式赤道儀「スカイ エクスプローラー2 赤道儀」がマイナーチェンジ。赤道儀本体の基本的な仕様はそのままで、コントローラーのファームウェアの更新が可能になりました。特価142,800円(税込)

1月10日

天体投稿画像ギャラリー
【特集】マックノート彗星(C/2006 M4)の太陽接近

2006年8月に発見されたマックノート彗星(C/2006 M4)は、1月13日に近日点(軌道上の太陽にもっとも近い位置)を通過します。彗星は急増光していて、超低空ながら日本でも観測できます。また、太陽観測衛星SOHOのカメラ、「LASCO C3コロナグラフ」の視野を通過するため、12日から16日ごろにかけてインターネットのリアルタイム画像で確認することもできます。

注目の現象ガイド更新

1月9日

ニュース:板垣さん、NGC 7315に超新星2007Bを発見

山形県山形市の超新星ハンター、板垣公一さんが、ペガスス座の銀河NGC 7315に超新星2007Bを発見されました。昨年は11個もの超新星を発見された板垣さんですが、2007年も幸先の良いスタートで、今年の大活躍を期待させる発見となりそうです。

ニュース:板垣さん、超新星2007Cを発見 早くも今年2個目

山形県山形市の板垣公一さんは1月5日(世界時)に超新星2007Bを発見されたばかりですが、早くも次の超新星をおとめ座の銀河NGC 4981に発見されました。板垣さん自身にとっては今年2個目、世界的に見て今年3個目の超新星には「2007C」の符号が与えられました。

ニュース:闇から浮かび上がった大規模構造:ダークマターの広域分布を初めて測定

ハッブル宇宙望遠鏡(HST)とすばる望遠鏡などによって、宇宙規模におけるダークマター(暗黒物質)の分布が、初めて観測的に調べられた。目に見える銀河と同様にダークマターも大規模構造を形成していることが明らかになり、「見える物質」が銀河や大規模構造を形成する上でダークマターの存在が欠かせないことを裏付けた。

ニュース:マックノート彗星(C/2006 P1)がマイナス等級に、国内でも目撃相次ぐ

マックノート彗星(C/2006 P1)が、太陽のすぐ近くにあるもののマイナス1等級とひじょうに明るくなっています。国内でも観測や撮影が相次いでいて、白昼にもかかわらず撮影に成功した例もあります。10日から13日までの日没直後は、超低空ながら西の空に見えているでしょう。ほとんどの方にとってヘール・ボップ彗星以来となる、マイナス等級の彗星を目撃するチャンスです。

1月5日

ニュース:今後の変化に注目!マックノート彗星(C/2006 P1)が1等級に

McNaught氏によって昨年8月に発見報告されたマックノート彗星(C/2006 P1)は、発見時の17等級から、今年に入りすでに1等級にまで明るくなり、薄明中の超低空で観測されています。今月13日から15日には、太陽観測衛星SOHOのLASCO/C3コロナグラフのリアルタイム画像にその姿を見ることができますので、今後どのような変化を見せるかに注目が集まっています。

新天体発見情報:017「2006年4月〜5月」

1月1日

ニュース:2007年1月の星だより

あけましておめでとうございます。今年も昨年同様、天文界が盛り上がることを期待したいものです。星空が大にぎわいを見せてくれる、今月注目の現象や天文学の話題を紹介します。
「月と惑星の接近に注目!」「1等級の彗星…ただし、太陽のすぐ近く」「一歩進んだ、冬の星空の楽しみ方」