更新履歴
2016年2月の更新履歴 (バックナンバー一覧)
2月29日
- すばるで初めてとらえられた、赤ちゃん星の星周構造
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すばる望遠鏡による観測で、生まれたての星の周りの複雑な構造が世界で初めて詳細にとらえられた。星と惑星が活発に成長していると考えられる現場では、赤ちゃん星の「ごはん」に相当する星周物質が太陽系の大きさよりはるかに広がって分布しており、渦や筋状構造が見られる。
- 2016年3月7日 細い月と金星が並ぶ
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3月7日の明け方、東の低空で月齢27の細い月と金星が並んで見えまする。日の出30分前の金星の高度は5度未満しかないので、見晴らしが良いところで観察してみましょう。地上風景を入れた写真撮影も面白そうです。
- 投稿画像ギャラリー:木星など50枚
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太陽、木星、銀河など50枚を掲載しました。
2月26日
- 差し渡し30万光年以上、銀河の5倍も伸びる長大なガスの尾
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おとめ座銀河団に属する銀河NGC 4569に、差し渡し30万光年以上という長大なガスの尾が発見された。
2月25日
- すばるが解明、謎の高速電波バーストの母銀河は50億光年彼方
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すばる望遠鏡が「高速電波バースト」と呼ばれる新種の天体現象を追観測し、この現象が起こったとみられる母銀河を発見した。また、その距離が地球から50億年であることも明らかにした。
- こだわり天文書評『発見!?宇宙生物』『宇宙はどのような時空でできているのか』など12冊
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金井三男さんによるレビュー『理系社員のトリセツ』『究極の天測技法』『発見!?宇宙生物』『宇宙はどのような時空でできているのか』『谷口少年、天文学者になる』と、星ナビ2016年2月号掲載の『アストロガイド 星空年鑑 2016』『天文年鑑 2016年版』『天文手帳 2016』『理科年表 平成28年』『理科年表プレミアム 1925-2016 個人版』『星空こよみ365日 2016』『太陽・月・星のこよみ』のレビューを公開しました。
- 2016年3月の星空ガイド
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2016年3月の星空ガイドを公開しました。
1日:月と火星が接近/7日:細い月と金星が並ぶ/9日:木星が衝/9日:部分日食/22日:月と木星が接近/23日:半影月食/29日:月と火星が接近/30日:月と土星が接近
2月24日
- 惑星形成モデルを書き換える?とても冷たい空飛ぶ円盤
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アルマ望遠鏡などの観測により、若い星の周りの原始惑星系円盤の外縁部に含まれる大きな塵の粒子の温度が初めて測定され、塵が摂氏マイナス266度であることが突き止められた。予想よりずっと低いこの温度は、従来の惑星形成モデルを書き換えるほどの衝撃を与えるものとなっている。
2月23日
- 直接撮像で明らかにされたスーパージュピターの自転
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ハッブル宇宙望遠鏡による観測で、木星の4倍の質量を持つ系外惑星「スーパージュピター」の明るさが変化する様子がとらえられた。惑星の自転に伴うものとみられており、系外惑星の自転の直接撮像に初めて成功した例となる。
- 2016年3月1日 月と火星が接近
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3月1日の未明から明け方、月齢21の下弦前の月と火星が接近して見えます。左にやや離れたところには土星とさそり座のアンタレスもあります。
2月22日
- 板垣さん、ペルセウス座の銀河に超新星発見、116個目
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山形県の板垣公一さんが2月18日に、ペルセウス座の銀河に超新星を発見した。板垣さんの超新星発見は今年2個目、通算116個目。
- 投稿画像ギャラリー:月、木星など51枚
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月、木星、銀河など51枚を掲載しました。
2月19日
- 重力波を発生させたブラックホール連星のなぞ
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偉大な科学の発見の後には、多くの新たな疑問がつきものだ。ブラックホール同士の合体によって生じた重力波が検出されたという発表以降、研究者は今回の重力波の検出が何を意味するのかなど、あれこれ考え始めている。とくに、太陽質量の30倍前後のブラックホールの作られ方が問題だ。
- 【レポート】「星空写真入門」と「天体画像処理入門」の講習会を開催
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2月13日(土)、東京・池袋の池袋コミュニティ・カレッジで天文講習会「星空写真入門 星景写真に挑戦」と「はじめての天体画像処理(前編)」が開催されました。次回は3月26日(土)に、今回の講座の続編となる「星空写真入門 追尾撮影に挑戦」と「はじめての天体画像処理(後編)」を開催します。
- 投稿画像ギャラリー:H-IIAロケット打ち上げなど34枚
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2月17日のH-IIAロケット30号機・X線天文衛星「ひとみ」打ち上げなど34枚を掲載しました。
2月18日
- アルマ望遠鏡で迫る連星系での惑星形成
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アルマ望遠鏡で連星系の周囲の円盤を詳細に観測したところ、ガスがなく塵で構成された三日月形の領域が円盤内に発見された。連星系での惑星形成の可能性に新たな見識を与える成果だ。
- 「ステラナビゲータ10」アップグレードキャンペーン実施 ビデオマニュアルをプレゼント
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春の新入学・進級のシーズンに合わせ、天文シミュレーションソフト「ステラナビゲータ10」へのアップグレードをお申し込みいただいた方全員に「ステラナビゲータ10 ビデオマニュアル」をプレゼントするキャンペーンを実施します。
2月17日
- X線天文衛星「ひとみ」打ち上げ成功
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X線天文衛星「ASTRO-H」を載せたH-IIAロケット30号機が、17日午後5時45分に種子島宇宙センターから打ち上げられた。打ち上げは無事に成功し、ASTRO-Hの名称は「ひとみ」と発表された。
- 2016年2月23日 月と木星が接近
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2月23日の深夜から24日の明け方にかけて、満月過ぎの月齢15の月と木星が接近して見えます。明るい2天体が並ぶ光景を眺めてみましょう。
- 投稿画像ギャラリー:アルデバラン食など42枚
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16日に見られたアルデバラン食、パンスターズ彗星(C/2013 X1)など42枚を掲載しました。
2月15日
- 45m電波望遠鏡と電波ヘリオグラフで大追跡、太陽黒点の謎
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野辺山45m電波望遠鏡と野辺山電波ヘリオグラフを用いた太陽黒点の観測から、黒点上空ではミリ波の電波放射が周辺よりも低いことが明らかになり、黒点大気が予想より更に上層まで黒点の磁力に支配されている可能性が示された。
- 投稿画像ギャラリー:木星、彗星、星雲など43枚
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木星、カタリナ彗星(C/2013 US10)、パンスターズ彗星(C/2014 S2)、ばら星雲、くらげ星雲など43枚を掲載しました。
2月12日
- アインシュタインの予測から100年、重力波を直接検出
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米国のレーザー干渉計型重力波検出器「LIGO」が世界で初めて、ブラックホール同士の合体から発生した重力波を検出した。アインシュタインが一般相対性理論を発表し重力波の存在を予測してから100年、ついにその時が訪れ、重力波天文学の新しい窓が開いた。
- エクリプスナビゲータ Ver.2・2.5cアップデータ公開、PC内蔵GPSに対応
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日食シミュレーションソフト「エクリプスナビゲータ Ver.2」のアップデータを無償公開。新たに、PCに内蔵されているGPSからの位置情報取得に対応しました。
- 投稿画像ギャラリー:細い月、馬頭星雲など65枚
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細い月、リゲルやシリウスの伴星、馬頭星雲など65枚を掲載しました。
部分日食観察グッズ 「太陽観察安全グラス(5枚セット)」 新発売(販売終了)-
星の手帖社から3月9日の部分日食の観察用に「太陽観察安全グラス」が新発売。顔を広く覆う形なので、目の横から太陽の光が入り込む心配がありません。本体には観察の目安用に、全国主要都市での食の最大時刻と食分を掲載しています。5枚をセットで。特価 1,450円
2月10日
- 天の川の「向こう側」に隠されていた数百個の銀河を発見
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地球から見て天の川の背後にあたる宇宙は、塵や星に阻まれて可視光線では観測できない。そうした塵などを見通すことができる電波望遠鏡による観測で、天の川の向こう側2億5000万光年の距離に多数の銀河の存在が確認された。3分の1は今回初めて発見されたものだ。
- 星ナビ.com 中野主一さん「新天体発見情報 126」
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月刊『星ナビ』2016年3月号に掲載の「新天体発見情報」No.126(ウェブ版)を公開しました。
- 投稿画像ギャラリー:木星、球状星団など43枚
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木星、カタリナ彗星(C/2013 US10)、球状星団など43枚を掲載しました。
2月9日
- 地球に似た系外惑星の内部構造は、やはり地球と似ている
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太陽系外惑星のうち、地球のように岩石を主成分とするものの内部は、一体どのような構造になっているのだろうか。モデル計算によれば、やはり地球に似ているようだ。
- ステラナビゲータ活用事例「2016年3月9日 部分日食/インドネシア皆既日食」
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2016年3月9日の昼前ごろに日本全国で部分日食が見られます。ステラナビゲータで、日食の時刻や太陽の欠け具合などをシミュレーションしてみましょう。観測地をインドネシアに設定すれば皆既日食を見ることもでき、宇宙空間から眺めれば月の影が動いていく様子もわかります。
- 【特集】2016年3月9日 部分日食
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3月9日の朝10時ごろから昼12時ごろにかけて、全国で部分日食が見られます。国内で日食が見られるのは約4年ぶりです。安全にじゅうぶん気をつけて、ぜひ観察してみましょう。
2月8日
- 動画で学ぶデジカメ画像処理・第19回「「チャンネルパレット」の活用」
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『星ナビ』連載記事「星の写真調整」に掲載した画像を使って実際の写真調整の工程を実演・解説した動画です。解説は『星ナビ』と同じく、天体写真家の中西昭雄さんです。
第19回ではステライメージ7で新たに搭載された「チャンネルパレット」の機能を紹介します。チャンネルパレットを使うことで、画像のレベル調整やR, G, Bチャンネルの表示切り替え、マスク処理などを手軽に行うことができます。 - ステラナビゲータFAQ「タカハシTemma2Zへの対応」
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天文ソフト「ステラナビゲータ10」製品ページに、タカハシTemma2Zへの対応について掲載しました。
- ステラショットFAQ「ニコンD5300のファームウェア更新が原因とみられる接続の問題」「タカハシTemma2Zへの対応」
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天体撮影ソフト「ステラショット」製品ページに、「ニコンD5300のファームウェア更新が原因とみられる接続の問題」「タカハシTemma2Zへの対応」について掲載しました。
- 2016年2月中旬 水星と金星が接近
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2月中旬、明け方の南東の低空に見えている水星と金星が接近します。金星を目印に水星を見つけるチャンスです。早起きして探してみましょう。最接近は13日です。
- 投稿画像ギャラリー:明け方の5惑星、カタリナ彗星など39枚
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明け方の5惑星、細い月と水星・金星、カタリナ彗星(C/2013 US10)など39枚を掲載しました。
2月5日
- 冥王星の大気と広く分布した水の氷
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冥王星の大気を赤外線の波長でとらえた画像と、地表に水の氷が広く存在していることを示す画像が公開された。
- 天文学者夫婦のお子さんの心臓移植に向けた支援を
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天文学者夫婦の4歳のお子さんの、心臓移植に向けた募金活動が行われている。
- ステラナビゲータFAQ「スカイセンサー2000PCを接続するときの望遠鏡設定」
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天文シミュレーション「ステラナビゲータ10」にビクセンスカイセンサー2000PCを接続する場合は、ステラナビゲータでの望遠鏡機種設定は「スカイセンサー 2000PC」を選択してください。
- ステライメージFAQ「ツールバーアイコンを大きく表示したい」
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天体画像処理ソフト「ステライメージ7」のツールバーのアイコンボタンが小さくて見づらいという場合、サイズを変更するモジュールをお使いください。
- 投稿画像ギャラリー:明け方の5惑星、木星など50枚
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明け方の5惑星、木星、彗星、クリムゾンスターなど50枚を掲載しました。
2月4日
- 銀河風の構造に刻まれた銀河合体とスターバーストの歴史
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すばる望遠鏡による観測で、スターバースト銀河「NGC 6240」から吹き出す大量の電離ガスの詳細構造がとらえられた。電離ガスは差し渡し30万光年に及んでおり、近傍宇宙では最大規模となる銀河風の複雑な構造が明らかになった。
- ケンコー・トキナー製「スカイメモS用三脚」新発売
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軽量で持ち運びに便利なアルミ製の「スカイメモS専用三脚」が新発売。水準器付き。取付けネジはスカイメモS、スカイメモS用微動マウントに対応のU3/8ネジを使用。しっかり固定できます。色は「スカイメモS本体」の色に合わせた、ブラック・レッド・シルバーの3種類。ケンコー・トキナー製 特価 12,830円
2月3日
- カラフルな動画で楽しむケレス観光飛行
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NASAの探査機「ドーン」がとらえた画像から作成された、準惑星ケレス上空を飛行する動画が公開された。
- 星ナビ3月号は「3月9日部分日食」と「流星撮影の新時代」
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星空を楽しむための月刊「星ナビ」2016年3月号は、2月5日(金)発売です。いよいよ1か月後に迫った「日本全国ちょこっと日食」。各地での見え方と観察ノウハウ、そして付録の「日食観察プレート」で、安全で楽しい日食Dayを迎えましょう。池谷・関彗星から50年の講演会やドレイクなど、天文史を振り返る話題もおすすめです。
2月2日
- 金星極域の高温の生成・維持メカニズムを理論的に解明
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コンピュータシミュレーションによる研究で、金星の極域上空の大気に見られる高温状態を再現することに成功した。特異な気温分布の生成・維持メカニズムを理論的に解明した、世界初の成果だ。
- 2016年2月7日 水星が西方最大離角
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明け方の南東の低空に見えている水星が、2月7日に太陽から最も離れて西方最大離角となります。並んで輝く明けの明星の金星を目印にして探してみましょう。
- 投稿画像ギャラリー:明け方の5惑星と月の集合など34枚
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明け方の5惑星と月の集合など34枚を掲載しました。
2月1日
- 球状星団に含まれる若い星々の材料は星団の外から
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球状星団中に存在する数百万個もの星々は、ほとんどが同時に誕生したもので似た年齢だと考えられているが、異なる年齢層の若い星が多数見られる球状星団もある。その若い星々は、星団の外にあったガスを材料として誕生したものかもしれない。
- 国立天文台が2017年暦要項発表 8月8日未明に部分月食
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国立天文台から、来年2017年の「平成29(2017)年暦要項」が発表された。8月8日の未明に全国で部分月食が見られる。また8月22日には皆既帯が北アメリカ大陸を横断する皆既日食が起こる。
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