Location:

更新履歴

2009年11月の更新履歴 バックナンバー一覧

11月30日

天の川銀河のバルジに原始銀河の残骸か

天の川銀河の中心部に、通常と異なり少なくとも2つの世代の星から構成されている球状星団がある。この球状星団は、天の川銀河の形成初期に天の川銀河と合体し、バルジを形成するもとになった原始銀河のうちの1つではないかと考えられている。

「きずな」を使って「宇宙から メリークリスマス。」

宇宙航空研究開発機構(JAXA)が、超高速インターネット衛星「きずな(WINDS)」の広報・普及等を目的に、広く一般を対象にしたクリスマスメールの配信イベントを行う。

2009年 ISSとスペースシャトル

2009年 ISSとスペースシャトル ギャラリーを公開しました。

11月27日

「きぼう」の全天X線監視装置MAXIが2か月で全天撮影

全天X線監視装置「MAXI(マキシ)」が、8月15日のファーストライトから2か月あまりで取得した全天X線画像が公開された。全天のX線画像の撮影としては世界最速である。

札幌市青少年科学館、「第4回 プラネタリウム祭り」を開催

12月12日、13日、19日、20日に札幌市青少年科学館のプラネタリウムで『第4回 プラネタリウム祭り』が開催される。各開催日には、札幌市円山動物園とのコラボレーション企画やプラネタリウムの裏側探検など、大人から子どもまで楽しめるさまざまなプログラムが行われる。

天体画像ギャラリー(12枚公開)

土星や木星、超新星2009lsやエリダヌス座新星など11枚の画像を公開しました。

11月26日

土星のオーロラを動画で見よう

NASAの土星探査機カッシーニがとらえた土星のオーロラ画像が動画として公開されている。

卓上型ミニカレンダー「2010 CALENDAR 星露光彩」12月上旬発売予定(販売終了)

月刊星ナビで「銀ノ星 四光子の記憶」を連作中のフォトグラファー・飯島 裕氏の作品を集めた卓上型のミニカレンダー。カレンダーの新月と満月の日にはマークが付いています。12月上旬入荷予定 現在、予約受付中 価格525円

エリダヌス座に新星らしき天体、板垣公一さんが発見

山形県の板垣公一さんが、エリダヌス座の方向に銀河系内の新星と思われる天体を発見した。天体の正体は完全には明らかになっていないものの、新星と確認されれば板垣さんにとって今年8月以来3個目の銀河系内の新星発見となる。

11月25日

すばる望遠鏡が双子の原始惑星系円盤を直接撮像

すばる望遠鏡が、若い連星を取り巻く原始惑星系円盤をとらえることに成功した。これによって、連星のまわりにどんな惑星が誕生するのかわかるかもしれないと期待されている。

星職人 Ironwood Remote Observatory Hawaii

第9回 「彗星や小惑星サーベイもこんなに簡単に!」

小惑星による恒星食
近傍銀河に明るい超新星が出現、西山さん椛島さんが発見

福岡県の西山浩一さんと佐賀県の椛島冨士夫さんが、11月23日(世界時)に撮影した画像から、ろくぶんぎ座の渦巻銀河NGC 3423に15.1等級の超新星を発見した。お二人は銀河系内の新星やM31に出現した新星などを数多く発見されている熟練捜索者だが、超新星発見は初めてのことだ。

11月24日

2009年12月1日 プレアデス星団の食

12月1日から2日にかけて、月齢15の月がプレアデス星団(M45、すばる)を隠します。満月前日で月が明るく、肉眼ではプレアデス星団が見えないので、双眼鏡や望遠鏡で観察してみましょう。

11月20日

エンジントラブル乗り越え、「はやぶさ」帰還の旅は続く

宇宙航空研究開発機構(JAXA)は、4日にイオンエンジンのトラブルが発生していた小惑星探査機「はやぶさ」について、2基のイオンエンジンを組み合わせて1基分の働きをさせることで、地球帰還を続行するめどがついたと発表した。

KAGAYAの人気作品がフィギュアに「アルテミス アートフィギュア」予約受付中(販売終了)

KAGAYAファンの間で根強い人気の作品「アルテミス」がフィギュアになって登場。パールブルーの像はまるで月明かりを浴びているような輝き。絵とは違ったおもむきです。初回限定300体、出荷は12月中旬以降を予定しています。価格40,740円 予約受付中。

竹下育男写真展「わたしの天空 仰ぎ見る宇宙(そら)」

東京都新宿区のペンタックスフォーラムで、11月25日から12月7日まで竹下育男氏の写真展「わたしの天空 仰ぎ見る宇宙(そら)」が開催される。月と星を主題に空と宇宙を撮り続けてきた竹下氏の作品の中から、約40点が展示される。

小惑星帯に入った、小惑星探査機「ドーン」

2007年9月に打ち上げられたNASAの小惑星探査機「ドーン」が11月13日に、火星と木星の間にある小惑星帯に入った。この後2011年に小惑星ベスタ、2015年に準惑星ケレスに到達して探査を行う。

11月19日

大質量星を取り巻く円盤の直接撮像に成功

すばる望遠鏡が、太陽の10倍程度の質量を持つ星の周囲を赤外線で撮像し、大質量星を取り巻く円盤の像を直接とらえることに成功した。

学生による世界天文年グランドフィナーレ「第21回天文冬の陣」

学生向け天文イベント「天文冬の陣」が、12月27日〜28日に開催される。このイベントには、毎年全国から多くの学生天文ファンが集まり、発表や観望会、親睦会などが行われる。世界天文年の終盤に行われる今回の冬の陣は「学生による世界天文年グランドフィナーレ」として実施され、世界天文年2009日本委員会委員長の海部宣男さんの講演などが予定されている。

11月18日

12月3日〜6日、宙博(そらはく)2009

12月3日から6日にかけて、東京都千代田区にある東京国際フォーラムにおいて『宙博(そらはく)2009』が開催される。宇宙や環境・新エネルギーをテーマに、各分野の最先端で活躍する人々によるシンポジウムが行われるほか、宇宙に親しむことを目的にした体験コーナーが設けられる。

星出彰彦さん、国際宇宙ステーション長期滞在が決定

宇宙航空研究開発機構(JAXA)は、星出彰彦宇宙飛行士が2012年に予定されているISS第32次/第33次長期滞在の搭乗員に決定したことを発表した。

天文カレンダー「2010年ビクセンオリジナル天体カレンダー」新発売(販売終了)

美しい天体写真が毎月を飾る「2010年ビクセンオリジナル天体カレンダー」が新発売。掲載されている天体写真は一般公募からの入選作品です。2010年に起こる“見どころ天文現象”もリストアップ。特価:1,400円

しし座流星群ギャラリー

2009年 しし座流星群ギャラリーを公開しました。

11月17日

鳥取市さじアストロパーク星景写真コンテストのお知らせ

鳥取市さじアストロパークでは、「第16回 鳥取市さじアストロパーク星景写真コンテスト」の作品募集を2009年12月15日から開始する。応募の条件は、身の回りにある風景とそれを包み込む星との関わりを1枚の作品として表現した写真で、2008年8月以降に撮影された未発表作品であること。その他、詳しい応募規定などは、以下を参照のこと。

すばる望遠鏡、多数の超遠方銀河を発見

すばる望遠鏡を使った観測で、ビッグバンから約8億年後の宇宙にある銀河22個が発見された。これら超遠方にある銀河は暗いものが多く、初期宇宙における星の形成は、予想外に不活発だったことが示唆される。

11月16日

エルクロス、月に水の存在を検出

NASAは、10月に行った月探査機エルクロス(LCROSS)による月面衝突実験で得られたデータから、月に水を検出したことを発表した。

天文ムック「アストロガイド 星空年鑑 2010」11月30日発売予定 予約受付中(オンラインショップでの販売は終了)

2010年の天文現象をイラストとCG・カラー図版を用いてわかりやすく紹介した大好評ムック。付録のDVDには2010年の星空の見どころを解説したビデオ7本と、2009年7月22日の皆既日食をまとめた映像を収録。11月30日発売予定。予約受付中。 予約特典として「星ナビ オリジナル 星空カレンダー2010」をプレゼント。

12月12日〜14日、連星系・変光星・低温度星研究会

連星系・変光星・低温度星研究会が12月12日から14日まで広島大学の東広島キャンパスで開催される。アマチュア天文家が多大な貢献をしている連星系や変光星、低温度星の研究について最新の成果が報告されるとともに、将来の研究指針などが議論される。また、近年盛り上がりを見せている「新星」についての招待講演も予定されている。

天体画像ギャラリー(8枚公開)

木星や火星、ミラなど8枚の画像を公開しました。

11月13日

多少の活発化が予想されるしし座流星群

しし座流星群が11月18日の未明に極大を迎える。出現数は2001年には及ばないないものの、少々多めとの予測もある。月明かりのない夜空のもと、流星観測に挑戦しみてはいかかだろうか。

木星の衛星S/2003 J 17、「Herse」と命名

2003年2月にカナダのブリティッシュコロンビア大学のB. Gladman氏らの研究チームによって発見された木星の衛星の1つが「Herse」と命名された。

天体画像ギャラリー(8枚公開)

木星など、8枚の画像を公開しました。

11月12日

故倉賀野祐弘氏の望遠鏡の活用希望者を募集

川崎天文同好会(神奈川県)では、故倉賀野祐弘氏の遺品である望遠鏡を有効に使ってくださる方に譲るとして、希望者を募集している。

ハッブル宇宙望遠鏡の新カメラがとらえたM83

今年5月にハッブル宇宙望遠鏡(HST)へ取り付けられた広視野カメラ3(WFC3)がとらえた渦巻銀河M83の画像が公開された。

ステラナビゲータと連携「ゼンリン電子地図帳 Zi12 DVD全国版」販売開始(販売終了)

情報量の多さと使いやすさで群をぬくパソコン用地図ソフトの決定版「ゼンリン電子地図帳 Zi12 DVD全国版」の最新版。ステラナビゲータ Ver.8と連携、Zi12の地図画面からステラナビゲータを起動し該当する場所の星空を表示することができます。特価12,580円 ステラナビゲータ Ver.8とのお得なセット商品もあります。

2009年11月18日 しし座流星群が極大

11月18日の未明、しし座流星群の活動がピークになると予想されています。明け方には1時間あたり数百個の流星が見られるという予想もあります。月明かりの影響がまったくない最高の条件で観測できるので、放射点が昇ってくる前日17日の23時ごろから空を眺めてみましょう。

11月11日

67億光年かなたに銀河の大規模構造

67億光年のかなたに、銀河の集団がつくる巨大な構造がとらえられた。遠方宇宙で大規模構造が発見されるのは初めてである。構造の大きさは約6000万光年で、今回の観測範囲を超えて広がっていると見られる。

小惑星による恒星食
11月29日、宇宙・自然学校『宇宙に生命を探る』

岡山県浅口市では、11月29日に「宇宙☆自然学校」を開催する。「宇宙に生命を探る」をテーマに掲げ、地球における生命の発生から進化の歴史、さらに近年注目を浴びている「スーパーアース」についてなど、各分野で活躍中の6名の講師を招き、講演会とパネルディスカッションを行う。

天体画像ギャラリー(4枚公開)

火星や、火星とプレセペ星団の接近など4枚の画像を公開しました

11月10日

ニンテンドーDS(R)ソフト「星空ナビ」ユーザーの声

星空ナビを使っている皆さんからお寄せいただいた活用方法や体験談です。

西村栄男さん、たて座に新星を発見

静岡県の西村栄男さんが、11月8日(世界時)に撮影した画像から、たて座に8等級の新星を発見された。西村さんはこれまでにも多数の新星を発見されており、今回の発見は昨年5月以来となる。

口径80mm大型双眼鏡 ビクセン「アークシリーズ」(販売終了)

スターウオッチングに抜群の威力を発揮する、集光力の優れたビクセンの口径80mm大型双眼鏡シリーズ「アーク」。広い視野と比較的低い倍率が星雲・星団の観望に適しています。4機種 47,700円から。
「ポルタII経緯台」と「ポルタII用マルチプレート」の組み合わせで、両眼で見る大迫力の宇宙を気楽に楽しめます。

主星の自転に逆行する惑星を発見

すばる望遠鏡が、はくちょう座の方向およそ1000光年の距離にある恒星を観測し、そのまわりを回る惑星HAT-P-7bが恒星の自転とは逆向きに公転していることを発見した。

「はやぶさ」のイオンエンジンが停止

宇宙航空研究開発機構(JAXA)は、日本時間(以下同様)11月4日に小惑星探査機「はやぶさ」でイオンエンジンに異常が発生し、復旧を試みているもののまだ再起動に至っていないことを発表した。

2009年11月14日 長周期変光星のミラが極大のころ

くじら座の心臓の位置に輝く長周期変光星のο星ミラが、11月14日ごろ極大光度になると予想されています。ミラの変光周期は約330日で、2等から10等まで明るさが変わります。くじら座は20時ごろ南東の空にあって見やすいので、明るくなっているミラを見つけてみましょう。

11月9日

板垣さん、今年9個目の超新星を発見

山形県の板垣公一さんが、うさぎ座の方向およそ1億光年の距離にある銀河NGC 1832に超新星2009krを発見された。板垣さんの超新星発見は今年9個目で、通算では53個となった。

11月21日に神津牧場天文台で観望会

群馬県甘楽郡にある神津牧場天文台では、11月21日(土)に一般観望会を開催する。76cm反射望遠鏡を使って、木星や秋の星雲星団などの観望が行われる。

すばる望遠鏡、銀河風の輝きを明らかに

銀河からの大規模なガス放出現象である銀河風のメカニズムを解明するため、すばる望遠鏡が渦巻銀河NGC 253を観測した。銀河の成長にも大きな影響を与える銀河風だが、その原因は中心付近で起こるたくさんの超新星爆発かもしれない。

小惑星による恒星食
天体画像ギャラリー(14枚公開)

火星や木星、サイディングスプリング彗星(C/2007 Q3)、超新星2009krなど14枚の画像を公開しました。

11月6日

観測史上最遠の爆発現象、GRB 090423

NASAのガンマ線バースト観測衛星スウィフトが、131億光年の彼方で起こったガンマ線バーストをとらえた。これまで観測の目が届かなかった「暗黒時代」を知る手がかりになりそうだ。

講演会「中国・韓国・日本 2000年のつながり〜天文学の視点から」

鳥取市さじアストロパークでは、11月15日に韓国を代表する天文学者の1人、羅 逸星(ナ イルソン)氏を招いて講演会を行う。天文学を通じた中国・韓国・日本3国の2000年にわたる歴史を、羅氏が日本語で語る。

系外惑星で2例目の有機物発見

150光年の距離にある高温のガス惑星から、メタンや二酸化炭素が検出された。メタンのように生命に関わりのある有機物が太陽系以外の惑星で観測されたのは、これで2例目。

11月5日

星空ナビ 購入特典:「星ナビオリジナル 星空カレンダー2010」をプレゼント

いま、ニンテンドーDS「星空ナビ」をオンラインショップで購入すると、先着300名の方に特典として「星ナビオリジナル 星空カレンダー2010」(星ナビ2009年12月号の特別付録と同じものです)をプレゼントします。

世界天文年2009グランドフィナーレへ

世界天文年2009日本委員会は、12月5日と6日に兵庫県神戸市で「世界天文年2009グランドフィナーレ」を行う。5日は世界天文年2009に関心を持つ人々や関連の企画に関わった人々を対象にしたディスカッションなど、6日は一般来場者を対象に、世界天文年の魅力を凝縮した体験イベントが実施される。

漆黒の石に宇宙を彫る 人気の天文アート「黒曜石の宇宙」シリーズに新作が追加(販売終了)

北海道大雪山の火山活動で生まれた黒曜石を磨き上げ、月や惑星、星、星座、星雲星団などを彫った「黒曜石の宇宙」シリーズに、「月のペンダント 三日月/上弦の月/十日月/満月」が新登場。価格各5,775円。ほかにも「すばる(プレアデス星団)」「かぐや」「土星」「月とシマフクロウ」の新作も追加になりました。

11月4日

どうなる、しし群? 流星研究者ボバイヨン氏に聞く

しし座流星群が、ひさしぶりに話題となっている。2001年の大出現とまではいかないが、一晩で数百個の流星が見られるかもしれないという予報が発表されたからだ。これは本当だろうか。そもそも、流星群の予報はいかにして行われているのか。彗星と流星の研究を専門とするジェレミー・ボバイヨン氏にたずねた。

天体画像ギャラリー(11枚公開)

火星とプレセペ星団の接近、木星、オリオン座流星群など11枚の画像を公開しました。

11月2日

日本の補給機HTV技術実証機、ミッション無事終了

日本の宇宙ステーション補給機(HTV)技術実証機が、日本時間(以下同様)11月2日午前6時26分ごろに大気圏に再突入し、約52日間にわたるミッションを無事終えた。

星ナビ12月号は「2009年天文トピック」と「ガリレオ・ガリレイ」

星空を楽しむための雑誌「星ナビ」2009年12月号が、11月5日(木)に発売されます。2009年もそろそろ終盤。この1年の出来事を振り返り、「世界天文年」の原点であるガリレオ・ガリレイの半生をたどってみましょう。ドルクミューラー氏によるエニウェトク環礁日食紀行も必見です。

天体画像ギャラリー(17枚公開)

ISSとHTV(宇宙ステーション補給機)や火星など、17枚の画像を公開しました。