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更新履歴

2008年9月の更新履歴 バックナンバー一覧

9月30日

ニュース:【イベント情報】11月2日、第15回富士山スターウォッチング

11月2日に「富士山スターウォッチング」が静岡県御殿場市で開催される。今年で15回目を迎えるこのイベントでは、例年どおり、惑星や星雲・星団の観望会や協力メーカーによる掘出し市、天文ファンに人気のユニット「アクアマリン」のコンサートなどが予定されている。

ニュース:128億光年かなた、ガンマ線バーストの最遠記録更新

NASAのガンマ線バースト(GRB)観測衛星スウィフトが、これまででもっとも遠い、約128億光年の距離で起こったガンマ線バーストをとらえた。

ニュース:板垣さん、McNeil星雲と変光星の増光を観測

マクネイル(McNeil)星雲は、オリオン座のM78星雲の近くに出現した新しい変光星雲として2004年に注目を浴びた。そのMcNeil星雲と星雲を照らす変光星が再び増光し、山形市の板垣公一さんによって観測・報告された。

9月29日

ニュース:「かぐや」、月レーダサウンダーが観測停止

9月10日、「かぐや」に搭載されている月レーダサウンダー(LRS)が観測モードに移行できなくなる事態が発生した。宇宙航空研究開発機構(JAXA)は同観測機器の運用を停止し、現在原因の究明を進めている。

ニュース:山形市の板垣さん、増光中の超新星を発見

山形県の板垣公一さんが、おおぐま座とりゅう座の境界近くにある銀河NGC 3147に超新星2008fvを発見された。板垣さんは、2006年にも同じ銀河に超新星を発見している。なお、板垣さんの独立発見を含めた超新星発見は、これで今年6個目、通算で40個となった。

9月26日

ニュース:火星の極冠は、なぜ南極点からずれるのか

火星の南極冠のなぞにせまる研究成果が発表された。火星の南極冠は夏の間、南極点からずれた非対称的な形を見せる。発表によるとその原因は、巨大なクレーターとそこに吹く強い風が作る局地的な気候にあるという。

ニュース:世界最大の加速器が停止、再開は来年春

9月10日に稼動を開始したばかりの世界最大の加速器「LHC」で、大量のヘリウムが流出する事故が9月19日に発生した。欧州原子核研究機構(CERN)は、運転の再開は来年の春以降となる見通しを発表した。

ニュース:わし座に暗い新星状天体、板垣さん発見

ニュース:わし座に暗い新星状天体、板垣さん発見

ニュース:アトランティス号の打ち上げ、4日間延期

NASAは、米国東部時間(以下同様)10月10日に予定していたスペースシャトル「アトランティス号」の打ち上げを10月14日午後10時19分(日本時間15日午前11時19分)に延期することを発表した。アトランティス号の打ち上げ延期は、これで2度目となった。

9月25日

ニュース:【イベント情報】10月26日、日食報告会&日食勉強会を開催

今年8月1日の皆既日食は、多くの日食ファンがロシア、中国方面を訪れ、日食を観測した。また来年7月22日には、46年ぶりに日本国内で皆既日食が起こる。皆既日食となる鹿児島県のトカラ列島以外にも、天気に恵まれさえすれば全国各地で好条件の部分日食を見ることができる。日食情報センターでは、今回の皆既日食と来年7月22日の皆既日食について、「報告会&勉強会」を10月26日(日)に富士フイルム本社ホール(東京都港区)にて開催する。

9月24日

オンラインショップ:2009年カレンダー「Deep Space Mysteries 2009」新発売(販売終了)

ハップル宇宙望遠鏡、探査機などがとらえた美しい天体の姿を収録した大人気のカレンダー「Deep Space Mysteries 2009」が新発売。日本惑星協会制作による日本語訳解説付きです。価格2,600円

ニュース:2機のスペースシャトル、同時にスタンバイ

NASAは、2機のスペースシャトルが仲良くいっしょに収まった画像を公開した。10月10日に打ち上げが予定されている「アトランティス号」と、その救援機として準備された「エンデバー号」である。2機のスペースシャトルが射点にそろうのは2001年以来、7年ぶり。

ニュース:ノートン、無重力体験旅行が当たるキャンペーンを実施

ウイルス対策ソフトを手がけるシマンテック(Symantec)が、世界各国のユーザーなどを対象に、無重力体験旅行などが抽選で当たるキャンペーンを開始した。

星ナビ.com: 金井三男のこだわり天文書評(新刊情報リスト)

新刊情報
「ホーキング 宇宙の始まりと終わり 私たちの未来」

9月22日

ニュース:ステラナビゲータのVer.8.1aアップデータを公開

天文シミュレーションソフトウェア「ステラナビゲータ Ver.8」の、Ver.8.1aへのアップデータを無償公開しました。新たにセレストロンCPCシリーズへの対応が追加されたほか、ミードETXシリーズで自動導入ができないなどの不具合の修正が含まれます。そのほか、星図描画やツールバー、操作に関わる修正も含まれますので、ステラナビゲータをお使いのみなさまにアップデートすることをお勧めいたします。

ニュース:発表者を募集、宇宙の教育利用を考えるワークショップ

宇宙航空研究開発機構(JAXA)は、2009年2月に米・テキサス州ヒューストンで開催される「宇宙を教育に利用するためのワークショップ(SEEC)」の発表者の募集を開始した。

ニュース:カッシーニが土星に弧状の環を発見

NASAの土星探査機カッシーニが、土星に新しい弧状の環を発見した。発見された弧状環は2つで、それぞれ土星の衛星メトネとアンテの軌道上にある。弧状環を作っている粒子は、周囲を移動するちりが衛星に衝突した衝撃で衛星からはがれ落ちた物質と考えられている。

StarWatching Express:Vol.100 2008年→2009年皆既日食座談会

StarWatching Express:Vol.100 2008年→2009年皆既日食座談会

9月19日

ニュース:【アストロアーツ製品情報】第4回プラコンの最優秀作品をステラナビゲータ用に番組化

アストロアーツの天文シミュレーションソフト「ステラナビゲータ」のコンテンツ・ライブラリで、第4回プラネタリウム解説コンクールの最優秀作品、井本彰さんの「こぎつねチロンの星ごよみ」を公開しました。

ニュース:【イベント情報】M-Vロケット実機展示の完成式典と記念講演会

M-Vロケットの実機展示の準備を進めてきた宇宙航空研究開発機構(JAXA)は、展示の完成にあわせ、10月11日(土)に披露式典と記念講演会を行う。当日は展示室が公開され、M-Vロケットを見学することができる。

ニュース:【イベント情報】宇宙飛行士 星出彰彦氏が慶應義塾大学で講演会

ニュース:【イベント情報】宇宙飛行士 星出彰彦氏が慶應義塾大学で講演会

9月18日

ニュース:火星の大気を調べる探査計画、NASAが承認

NASAは、周回軌道から火星の大気圏を観測する探査機MAVEN(Mars Atmosphere and Volatile EvolutioN)を次世代の火星探査計画として承認した。探査機は2013年に打ち上げられ、2014年の秋に火星へ到達する予定。

ニュース:細長い準惑星、「ハウメア」と命名

ラグビーボールのような形状で知られる太陽系外縁天体(136108)2003 EL61が、「ハウメア(Haumea)」と命名された。これは国際天文学連合(IAU)の承認によるもので、あわせて準惑星および冥王星型天体としての分類と、2つの衛星の名前も承認された。

9月17日

ニュース:2009年のお正月は1秒長い

2009年のお正月は1秒長い。時刻を地球の自転に合わせて調整する「閏(うるう)秒」が実施されるからだ。閏秒は廃止すべきだ、という意見もあるが、地球の自転と時刻を切り離してしまうことは大きな問題をはらむ。時刻はどのように決められるべきなのだろうか。

ニュース:恒星のそばに小さな点 初めて写った系外惑星か

ハワイのジェミニ北望遠鏡が太陽と似た恒星を撮影したところ、すぐ近くに惑星状の天体が写っていた。この天体が恒星のまわりを回っていることが確認されれば、人類が初めて直接撮影した系外惑星の画像ということになる。

星ナビ.com: 金井三男のこだわり天文書評(天文関連書 新刊情報)

新刊情報:
「カラー図解 宇宙のしくみ」
新着レビュー:
「地球のカタチ カレンダーから世界を見る」
「コペルニクスの仕掛人 中世を終わらせた男」
「宇宙の核融合・地上の核融合 科学者が語る科学最前線」
「宇宙百景 MOONLIGHT MILE サブ・テキスト」
「Optics and Optical Instruments」

星ナビ機材セレクション: 矢印が星へ導く 「スカイスカウト」

目的の天体がどこにあるのか? また、今見ている天体はどういう天体なのか?スカイスカウトはそんな疑問に簡単に答えてくれる画期的なフィールドアイテムだ。ビギナーが星座や天体を楽しみながら覚えるのに有用なだけでなく、星空観望エキスパートにとっても計り知れない魅力を持っている。

9月16日

希少ならぬ生焼けの「レア」メタル? 超新星から初検出

日本のX線天文衛星「すざく」による観測で、レアメタル(希少金属)とされるクロムやマンガンが、「核融合暴走型」と呼ばれる超新星で生成されていることが初めて特定された。爆発の広がり方が従来のシミュレーションと異なることも示され、研究に大きな一石を投じた。

9月12日

ニュース:【イベント情報】講演会「最新CGで見る宇宙の姿」

10月11日に、郡山市ふれあい科学館では渡部潤一氏を講師に迎え講演会「最新CGで見る宇宙の姿」を開催する。プラネタリウムの中で、CGを交えて「地球や月はどのように誕生したのか」などといった興味深い内容が語られる。

ニュース:【イベント情報】国立天文台 岡山天体物理観測所 2008秋の特別観望会

国立天文台 岡山天体物理観測所と岡山天文博物館は、国内最大級の188cm反射望遠鏡による特別観望会を10月11日に開催する。定員は100名で、月などを観望する予定だ。

ニュース:板垣さんと金田さん、見失われた彗星を111年ぶりに発見

9月10日(世界時、以下同様)に、山形県の板垣公一さんと北海道の金田宏さんが彗星を発見した。この彗星は1896年に出現したジャコビニ彗星(D/1896 R2)と同定されたため、彗星に名前こそ付かなかったものの、111年間観測されていなかった彗星を再発見するという快挙となった。

9月11日

星ナビ.com: メガスターデイズ

星ナビ.com: メガスターデイズ

星ナビ.com: 新天体発見情報

星ナビ.com: 新天体発見情報

ニュース:恒星と惑星をつなぐ「もっとも低温の星」発見

単独で生まれるものの、規模が小さすぎて核反応が続かない星・褐色矮星。この、惑星と恒星をつなぐ貴重な天体を、日英等の研究グループが次々と発見した。その中には摂氏280度と、惑星以外ではもっとも冷たい星も含まれる。

9月10日

ニュース:日本のグループ、太陽に連続衝撃波を発見

飛騨天文台の太陽磁場活動望遠鏡(SMART)を用いた観測で、日本の研究グループが世界で初めて、太陽フレアに伴って連続発生した3つの衝撃波を発見した。

ニュース:折り紙ヒコーキなどに宇宙ブランドを付与

宇宙航空研究開発機構(JAXA)が展開している宇宙ブランド「JAXA COSMODE PROJECT」(コスモード)が、新たに3つの商品に対して与えられた。

9月9日

ニュース:太陽の100億倍が限界?ブラックホールの成長

ブラックホールと言えば、際限なく物を飲み込む恐怖の一方で、ひじょうに珍しい天体というイメージがあるだろうか。今やほとんどの銀河の中心には巨大ブラックホールが見つかっていて、「珍しい」というのは当てはまらない。だがご安心を。最近の研究によれば、その成長にも限界があり、銀河全体を飲み込んでしまうことはないそうだ。

9月8日

ニュース:宇宙のダイヤをかすめた彗星探査機

日本時間の6日、ESA(ヨーロッパ宇宙機関)の彗星探査機ロゼッタが小惑星シュテインス((2867) Steins)の近くを通過し、撮影に成功した。シュテインス全体はダイヤモンドのような形で、大小のクレーターも確認できる。

オンラインショップ:「星つむぎの歌」番組公式オルゴール 新発売(販売終了)

山梨県立科学館で投影されたプラネタリウム番組「星つむぎの歌 〜オルゴール使いの巻〜」の制作過程で製作された同番組オリジナルのオルゴールが新発売。価格1,890円。

9月5日

StarWatching Express:Vol.99 中秋の名月

今年は、9月14日が「中秋の名月」です。中秋の名月には月を眺めて、お供え物をするといった習慣がありますが、そもそも中秋の名月とはなんでしょう。

ニュース:さそり座に新星らしき天体が出現

福岡県の西山浩一さんと佐賀県の椛島冨士夫さんのお二人のグループが、9月2日さそり座に新星らしき天体を発見された。また、茨城県水戸市の櫻井幸夫さんも同じ天体を独立発見された。

ニュース:板垣さん、アンドロメダ座に激変星を発見

山形県山形市の板垣公一さんが、アンドロメダ座に12.7等の新天体を発見した。この天体は「や座WZ型星」である可能性が高まっている。「や座WZ型星」は、新星とは異なり、爆発的な核燃焼を伴わない矮新星の一種で、数十年という長い周期で増光するめずらしい天体である。

9月4日

ニュース:【アストロアーツ製品情報】星ナビ10月号は「中国皆既日食報告」と「ニコン D700」

星空を楽しむための雑誌「星ナビ」2008年10月号が、9月5日(金)に発売されます。まずは中国西域皆既日食の遠征報告です。機材セレクションではニコンフルサイズデジタル一眼「ニコン D700」をレポート。「古天文よりみち紀行(2)」では、鎌倉時代の宗教家日蓮と大火球のエピソードの検証を試みます。日本天文学会100周年」の後篇も読みごたえじゅうぶん。KAGAYAさんの情報満載「KAGAYA通信」の連載も始まりました。

9月3日

ニュース:彗星探査機ロゼッタ、6日早朝に小惑星と接近

ESA(ヨーロッパ宇宙機関)の彗星探査機ロゼッタが、日本時間の6日早朝に小惑星シュテインス((2867) Steins)と接近する。小惑星は、太陽系の成り立ちを理解する上で重要な研究対象である。ロゼッタはシュテインスのいかなる情報をもたらしてくれるのだろうか。

ニュース:【イベント情報】変光星観測者会議2008

「変光星観測者会議2008」が10月4日と5日に仙台市天文台で開催される。この会議には毎年変光星観測者が集まり、研究発表や観望会、記念講演が行われている。今年の講演者は、脈動変光星の世界的権威である竹内峯氏。

星ナビ.com: 金井三男のこだわり天文書評(天文関連書 新刊情報)

新刊情報:
科学理論ハンドブック50<宇宙・地球・生物編> 太陽系生成の標準理論から膨張宇宙論、人間原理、地球凍結説、RNAワールドなど
マンガでわかる 物理のしくみ 相対性理論・宇宙論・量子力学−ロマン溢れる「ブツリ学」への招待
重力波とアインシュタイン

新着レビュー:
ヨハネス・ケプラー 近代宇宙観の夜明け
古代文明と気候大変動人類の運命を変えた二万年史
最新・月の科学 残された謎を解く
宇宙は“地球”であふれている 見えてきた系外惑星の素顔
ELEMENTS OF SOLAR ECLIPSES 1951-2200

9月2日

ニュース:【製品情報】ペンタックスK20D「天体用モデル」開発中

ペンタックスは、デジタル一眼レフカメラK20Dの天体撮影向けモデルを試作していることを明かした。市場投入は未定とのことだが、赤外カットフィルターの除去や手ぶれ補正機構の無効化による省電力化など、天体撮影に特化した仕様は注目に値する。

ニュース:平原に見事戻った、火星探査車オポチュニティー

ビクトリア・クレーター内部の探査を終えたNASAの無人火星探査車「オポチュニティー」が、クレーターの斜面を登り切り、無事クレーターの外に戻ってきた。

9月1日

星ナビ2008年10月号

星ナビ2008年10月号

ニュース:中川翔子のオールナイトニッポン、テーマは『宇宙』

ラジオ番組「オールナイトニッポン」(9月1日深夜放送)に、「しょこたん」こと中川翔子さんがワンデーパーソナリティーとして登場。初めてのオールナイトニッポンでテーマに「宇宙」をとりあげる。

ニュース:火星の日の出を見たフェニックス、より深い土壌を調べる

NASAの火星探査機フェニックスが、火星の夏の終わりを告げる「火星の日の出」を撮影した。予定期間を延長して探査を続けるフェニックスは、これまでの3倍深く土壌を掘って新たな物質を検出しようとしている。