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更新履歴

2008年5月の更新履歴 バックナンバー一覧

5月30日

ニュース:すばる望遠鏡、カシオペヤ座Aを形成した超新星爆発を明らかに

すばる望遠鏡が超新星残骸カシオペヤ座Aを分光観測し、爆発時に放射した可視光の「こだま」をとらえた。分析の結果、カシオペヤ座Aを形成した超新星爆発は比較的短期間で暗くなるタイプだったことが明らかになった。

ニュース:JAXA、星出さんらのミッションを生中継

星出彰彦さんらが搭乗するスペースシャトル「ディスカバリー号」では、6月1日の打ち上げに向けカウントダウンが開始された。日本宇宙航空研究開発機構(JAXA)のインターネットオリジナル番組では、打ち上げから船内実験室の取り付け、帰還にいたるまでミッションの見どころを中継する。

星ナビ.com:機材セレクション トミーテック「ボーグ125SD」

星ナビ編集部が選んだイチ押し天文機材を紹介。今回紹介するのは、口径125mmのSDアポクロマートレンズを採用したトミーテックの「ボーグ125SD(BORG 125SD)」。同社の久々の大口径機種の使い勝手や実力は?

オンラインショップ:タスコジャパン 大口径双眼鏡「SAFARI BC25×100」新発売(販売終了)

対物レンズにマルチコートを施した口径100mmの大口径双眼鏡が新発売。長時間の観測時に便利な三脚ホルダーが装備、さらに持ち運びに便利なアルミ収納ケースが付属します。価格39,900円

オンラインショップ:セレストロン「AstroMasterシリーズ」新発売!(販売終了)

セレストロンから、このクラスではトップクラスの強度と精度を備えた大型経緯台に、操作性が格段に向上する大型パン棒を装着した初心者向け天体望遠鏡「アストロマスター 70AZ」「アストロマスター 90AZ」「アストロマスター 114AZ」の3機種が新発売です。

ニュース:「アド街ック天国」に「プラネターリアム 銀河座」が登場

テレビ東京の番組「アド街ック天国」(5月31日放送)に、東京葛飾区にある「プラネターリアム 銀河座(ぎんがざ)」が登場する。

5月29日

ニュース:火星探査機MROが上空からとらえたフェニックス

火星を周回するNASAの火星探査機マーズ・リコナサンス・オービター(MRO)が、火星の表面に向かって下降するNASAの探査機フェニックスをとらえた。探査機の火星着陸を別の探査機がとらえたのは、初めてのことだ。

5月28日

ニュース:へびつかい座に新星が出現

福岡県の西山浩一さんと佐賀県の椛島冨士夫さんのお二人のグループと、静岡県の西村栄男さん、そして愛知県の長谷田勝美さんが、へびつかい座に新星を発見された。西山さんと椛島さんは、先月2週連続で銀河系内の新星を発見されている。

ニュース:星出さん搭乗のスペースシャトル・国際宇宙ステーションをみよう

宇宙を飛ぶスペースシャトルも条件が整えば、望遠鏡などの機材を使わずに観察することができる。ライフパーク倉敷科学センターでは、日本人宇宙飛行士 星出彰彦さんの宇宙滞在期間に合わせ、スペースシャトルや国際宇宙ステーション(ISS)が、「いつ」「どこで」「どのように観測できるか」という情報を発信している。

5月27日

ニュース:木星に新たな赤斑

木星の「大赤斑」、「中赤斑」の近くに、3つ目の赤斑が出現した。新たに現れた3つ目の赤斑と大赤斑は、このままいけば8月に最接近する。

5月26日

ニュース:探査機「フェニックス」、火星着陸に成功!

2007年8月に打ち上げられたNASAの探査機「フェニックス」が、米国東部時間25日午後7時53分(日本時間26日午前8時53分ごろ)に火星に無事着陸した。また、着陸後に届いた初画像から、探査機は良好な状態にあることが確認された。

ニュース:【イベント情報】彗星を学ぶ夏合宿「彗星夏の学校」が開催される

「彗星夏の学校」が静岡県裾野市で開催される。彗星の科学に触れ、観測者や研究者とじっくり学び合うことができるよい機会だ。1泊2日の合宿形式で行われるが、日帰りでも参加できる。

星ナビ.com - 飲み星食い月す : Vol.30 月とバクテリアつながりの2品

日本の月探査衛星「かぐや」の観測が世界中から注目を集める中、他国の月探査計画も着々と進められている。いわば第2次月探査ブームの到来。このコーナーもブームに遅れまじと気合を入れて(?)、月に関連する食べ物を紹介します。

5月23日

ニュース:超新星爆発の瞬間がとらえられた

渦巻銀河NGC 2770で、超新星爆発がリアルタイムで観測された。過去100年間に数千個もの超新星が観測されてきたが、爆発の瞬間がとらえられたのは初めてのことである。

ニュース:「かぐや」による「月の地形図」を利用した、月球儀ペーパークラフトをつくろう

国立天文台天文情報センターでは、月周回衛星「かぐや(SELENE)」のデータ(観測2週間分、約112万点)から作成された月の地形図をもとに、月球儀ペーパークラフト3種類を作成・公開した。月球儀の型紙は、国立天文台のウェブページからダウンロードできる。

星ナビ.com - 星職人 南緯45度の星空案内人 第14回

夫婦そろってニュージーランドの永住権を取得した米戸氏。自身の失敗談や取得後の重要な注意点など、前回に続き、経験者ならではの貴重な情報満載です。

オンラインショップ:ビクセン「太陽投影板」

安全に太陽観察ができるビクセンのオプションパーツ「太陽投影板」が新発売。A80Mf鏡筒専用の「太陽投影板Aセット」は特価10,332円(税込)。A80M、A105M、ED81S、ED103Sなどの鏡筒に接続できる「太陽投影板Bセット」は特価12,600円(税込)です。

星ナビ.com: 金井三男のこだわり天文書評(天文関連書 新刊情報)

新刊情報:
「天体物理学の基礎 2 シリーズ現代の天文学 (第12巻)」

書評:
「新書で入門 新しい太陽系」
「宇宙を語る II  人類と宇宙の未来」
「グリニッジ・タイム  世界の時間の始点をめぐる物語」
「天文歳時記」
「Astrophysics is Easy! An Introduction for the Amateur Astronomers」

5月22日

ニュース:【イベント情報】京都市青少年科学センター、6月に「第4回プラネタリウム解説コンクール」最優秀賞受賞作品を投影

京都市青少年科学センターは、今年2月に行われた「第4回プラネタリウム解説コンクール」で最優秀賞を受賞した京都府在住の井本彰氏の作品「こぎつねチロンの星ごよみ」を6月に投影する。また、作品の投影にあわせ、井本氏自身が描いた「こぎつねチロンの星ごよみ」の絵本の展示も同時開催する。

ニュース:実はもっと近かったアンテナ銀河

ハッブル宇宙望遠鏡(HST)による観測で、今まで6500万光年と考えられていたアンテナ銀河までの距離が、実は4500万光年であることが明らかとなった。

5月21日

ニュース:「かぐや」がとらえた、37年前と変わらぬ月面の景色

宇宙航空研究開発機構(JAXA)は、月周回衛星「かぐや(SELENE)」が撮影したアポロ15号の噴射跡の画像や、アポロ15号の飛行士が撮影した写真と同じ構図の画像などを公開した。

ニュース:星出さんら搭乗の「ディスカバリー号」の打ち上げ日時が決定

星出彰彦さんらが搭乗する「ディスカバリー号」が、6月1日午前6時2分(日本時間)に打ち上げられることが決定した。このミッションでは、日本実験棟「きぼう」の船内実験室の取り付けや起動、船内保管室の移設、ロボットアームの展開等が行われる。

5月20日

ニュース:【天文ツアー情報】皆既帯がシルクロードを横断 − 8月1日、シベリア〜中国皆既日食 最新情報

2008年8月1日、夏休みの時期に、日本から比較的アクセスしやすい場所で皆既日食が見られる。来年2009年7月に迫った日本近海での皆既日食の前哨戦としてこの日食観測の遠征を計画されている方も少なくないだろう。日食ツアーの最新情報をお伝えしよう。

ニュース:【アストロアーツ製品情報】エクリプスナビゲータのベッセル要素アップデータ4をリリース

日食シミュレーションソフト「エクリプスナビゲータ」に付属のベッセル要素データを更新する「ベッセル要素アップデータ4」がリリースされました。これにより、2008年・2009年に起こる日食のうち、注目の2件の皆既日食「2008年8月1日 グリーンランド・ロシア・中国皆既日食」「2009年7月22日 東南アジア・トカラ列島皆既日食」の現象時刻がより正確に計算されます。

StarWatching Express:Vol.95 にぎやかな宵の西空

宵の西空では、冬から春にかけて見頃を迎えていた火星と土星が名残惜しそうに輝いています。そして6月7日から9日にかけて、その中に三日月が加わります。

5月19日

ニュース:スターライト・コーポレーションの大沼氏がテレビ出演

日本テレビのBS番組「キズナのチカラ」では、株式会社スターライト・コーポレーション社長、大沼崇氏のドキュメンタリーを5月23日(金)に放送する。

ニュース:【イベント情報】6月7日、NPO花山星空ネットワークが講演会を開催

NPO法人花山星空ネットワークは、「宇宙太陽発電衛星」と「超巨大ブラックホールの連星系」の2つをテーマにとりあげた講演会を6月7日に開催する。

小惑星による恒星食

5月16日

ニュース:天の川銀河に隠されていた、140年前の超新星爆発

われわれの天の川銀河に、記録的に新しい超新星残骸が潜んでいたことが明らかとなった。G1.9+0.3と呼ばれるこの残骸の位置で超新星爆発が起こったのは、たった140年前のことらしい。

ニュース:探査機「フェニックス」、いよいよ火星着陸へ

2007年8月に打ち上げられたNASAの探査機「フェニックス」が、まもなく火星に着陸する。着陸地点には岩石の数が少ない場所が選ばれているが、探査計画の中でもっとも困難なステップであるだけに、成功を願いたいところだ。

5月15日

星ナビ.com: 金井三男のこだわり天文書評(天文関連書 新刊情報)

新刊情報
「「太陽系」の地図帳 謎と新発見がまるごとわかる!」
「そこが知りたい☆天文学」

5月14日

ニュース:宇宙基本法案が衆議院を通過

日本の宇宙政策の基本を変える宇宙基本法案が衆議院を通過した。国政のテーマは足元の道路を作る話に大きな注目が集まっている昨今だが、私たちの頭上の宇宙空間をどのように利用していくべきか、といった議論の動向にも注目したい。

ニュース:野口聡一さん、第20次国際宇宙ステーション長期滞在搭乗員に

NASAおよび国際宇宙ステーション(ISS)計画に参加しているカナダ・欧州・日本・ロシアなどの各国宇宙機関は、ISSの第20次長期滞在搭乗員に野口聡一さんを、そのバックアップ搭乗員に古川聡さんを選出した。

5月13日

ニュース:2つの銀河団をつなぐ高温のガスを発見

ESAのX線観測衛星XMM-Newtonによる観測で、2つの銀河団をつなぐ高温のガスの存在が明らかとなった。

5月12日

ニュース:月探査機ルナー・リコナサンス・オービターで、あなたの名前を月へ

NASAは、今年後半に打ち上げを予定している月探査機ルナー・リコナサンス・オービター(LRO)に搭載する「名前」を募集している。

ニュース:電波望遠鏡が明かす、超巨大ブラックホールのなぞ

多くの銀河の中心には超巨大ブラックホールが存在し、光速に近い速度でジェットが噴出している。物質がこれほどの高速にまで加速されるメカニズムは長い間なぞであったが、現在もっとも有力な理論を支持する観測結果が電波望遠鏡によって得られた。

5月9日

ニュース:水星の磁場形成のしくみを解明か

水星の磁場は約30年前にマリナー10号によって発見されたが、その正体はなぞのままであった。2007年には磁場が液状の核によって形成されているとわかったものの、いまだに核の組成や磁場形成の詳しいメカニズムなどはよくわかっていない。今回、水星の核の中で磁場を発生させるメカニズムが実験によって確かめられた。

ニュース:「きぼう」の船内実験室が「ディスカバリー号」内へ、星出さんら乗組員は最終訓練

日本実験棟「きぼう」の船内実験室が、5月31日(米国時間)に打ち上げ予定の「ディスカバリー号」の貨物室に搭載された。星出彰彦宇宙飛行士らディスカバリー号の乗組員は現在、NASAのケネディ宇宙センター(KSC)で打ち上げ前の最終訓練を行っている。

5月8日

ニュース:脈動変光星の世界的権威、竹内氏のノートが公開中

脈動変光星の研究で有名な竹内峯・東北大学名誉教授による解説書が公開されている。数式をほとんど使わない平易な文体で、変光のしくみから研究史までが網羅されており、専門家の解説を直接読める絶好の機会だ。

ニュース:「かぐや」がとらえた「満地球の出」の高画質動画、公開

日本放送協会(NHK)は、月周回衛星「かぐや(SELENE)」が撮影した「満地球の出」のハイビジョン映像をウェブサイトで公開した。

5月7日

ニュース:NASAの系外惑星探査衛星「ケプラー」に、あなたの名前を載せよう

NASAは、来年2月に打ち上げる系外惑星探査衛星「ケプラー」に搭載する「名前」の募集を開始した。

ニュース:【イベント情報】「第7回 君が作る宇宙ミッション」の参加者募集(7月28日〜8月1日)

宇宙航空研究開発機構(JAXA)は、高校生(および相当年齢)を対象とした体験学習プログラム「第7回 君が作る宇宙ミッション」への参加者の募集を開始した。プログラムでは、参加者が数人のチームに分かれ、月や小惑星の探査、天文観測ミッションなどの計画を作り、発表を行う。

StarWatching Express:Vol.94 星ナビ6月号連動企画「タカハシJP赤道儀」追悼座談会

今回は、星ナビ2008年6月号との連動企画として「タカハシJP赤道儀 追悼座談会」と題し、JP赤道儀シリーズのユーザによる座談会のようすをお送りします。

オンラインショップ:日食データ集「ELEMENTS OF SOLAR ECLIPSES 1951-2200」(販売終了)

1951年から2200年までの約250年間に起こる570の日食のベッセル要素をまとめたデータ集です(英語版)。Jean Meeus 著、Willmann-Bel, Inc.発行 価格3,150円(税込)

5月3日

ニュース:スターウオッチングエクスプレス『星ナビ6月号連動企画「タカハシJP赤道儀」追悼座談会』を公開

星空を楽しむための旬の情報を伝えるポッドキャスト「StarWatching Express(スターウオッチングエクスプレス)」では、最新エピソードVol.94を公開しました。今回は、星ナビ2008年6月号との連動企画として「タカハシJP赤道儀 追悼座談会」と題し、JP赤道儀シリーズのユーザによる座談会のようすを配信します。

5月2日

ニュース:カッシーニ、土星で5か月前に発生した嵐を追う

NASAの土星探査機カッシーニは、土星で5か月前に発生した巨大な嵐を観測し続けている。これほど長い間続く嵐を観測するのは、カッシーニにとって初めてのことだ。

ニュース:【イベント情報】『子ども宇宙サミット〜美しい星・地球をめざして〜』

子ども宇宙サミット実行委員会は、5月23日から25日の3日間、北海道苫小牧市で「子ども宇宙サミット〜美しい星・地球をめざして〜」を開催する。サミットでは、北海道洞爺湖サミットに向けた提言がまとめられるほか、3Dアニメの上映や講演会、旧ソ連の宇宙ステーション「ミール」の特別公開なども行われる。

ニュース:土井宇宙飛行士が軌道上でブーメランを投げる動画、公開

宇宙航空研究開発機構(JAXA)は、3月に国際宇宙ステーション(ISS)日本実験棟「きぼう」の最初の組立て作業を行った宇宙飛行士、土井隆雄さんが、地球を周回する軌道上でブーメランを投げるようすをとらえた動画を公開した。

5月1日

ニュース:【イベント情報】国立天文台、土星のライブ映像をネット配信

国立天文台では、5月12日(月)および13日(火)の2日間、土星のライブ中継を行う。土星は今、日の入り後の観察しやすい位置にあるので、ぜひこの機会に観察してみてはいかがだろうか。

ニュース:銀河の外側で生まれた若い星団

M83銀河の外側、つまり星を作る材料はほとんどないと考えられている領域で、若い星団が数多く発見された。