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更新履歴

2011年8月の更新履歴 バックナンバー一覧

8月31日

すばる望遠鏡、カセグレン焦点での共同利用観測を再開

7月2日に起こった冷却液漏れによる障害からの復旧が進められている「すばる望遠鏡」では、直接影響のなかったナスミス焦点に続いて、8月26日にはカセグレン焦点の共同利用観測も再開された。

木星探査機「ジュノー」がとらえた月と地球

今月5日に打ち上げられたNASAの木星探査機「ジュノー」が撮影した地球と月の画像が公開された。

投稿画像ギャラリー(11枚)

測地実験衛星「あじさい」、小惑星「Ganbarou」、夕日など11枚を公開しました。

8月30日

銀河系中心のケフェイド変光星を世界で初めて発見

日本の研究者ら3か国のチームが、天の川の中心付近にあるケフェイド変光星を世界で初めて発見した。発見されたケフェイド変光星はどれも生まれてから2,500万年程度のもので、銀河の中心で数千万年ごとに起こる星のベビーブームを示唆している。

10月1日に「星空の街・あおぞらの街」全国大会 in 多賀町

星空を見ることから地球環境への意識を高めようという「星空の街・あおぞらの街」全国大会が、10月1日に滋賀県多賀町で開催される。環境と天文の連携はこれからの天文学の存在意義を高めていくのに欠かせない。この全国大会を通してこれからの天文学のあり方を考えてみよう。探査機「はやぶさ」のイオンエンジン開発者による記念講演も行われる。

投稿画像ギャラリー(14枚)

すばる、アンドロメダ座大銀河、ギャラッド彗星など14枚を公開しました。

8月29日

投稿画像ギャラリー(29枚)

ギャラッド彗星(C/2009 P1)と球状星団M71の2ショット、超新星2011feなど29枚を公開しました。

イトカワの過去と未来が明らかに 「サイエンス」誌で論文発表

現在初期分析が進められている小惑星イトカワの微粒子の研究成果が、米科学誌「サイエンス」に掲載発表された。イトカワの起源からその行く末まで、さまざまな事実が明らかになっている。

回転花火銀河に出現した超新星2011feが増光中

8月24日、通称「回転花火銀河」として知られるおおぐま座の銀河M101に17.2等級の超新星が出現した。アメリカのチームが発見しSN 2011feと符号が付けられたこの天体は現在も増光中で、今後どこまで明るくなるか注目される。

電波天文観測衛星ASTRO-Gが計画中止へ

電波天文観測衛星「はるか」の後継機として開発が進められていた「ASTRO-G」。技術的課題により2009年ごろから開発が危ぶまれていたが、今回正式に計画が中止となりそうだ。

【特集】ギャラッド彗星(C/2009 P1)

ギャラッド彗星(C/2009 P1)が、2011年秋から2012年春まで半年以上にわたって見ごろです。7等前後と予想されているので、双眼鏡で観察したり固定撮影でとらえたりしてみましょう。

8月26日

投稿画像ギャラリー(7枚)

はくちょう座の網状星雲、超新星2011feやISSなど7枚を公開しました。

2011年9月の星空ガイド

2011年9月の星空ガイドを公開しました。

8月25日

準惑星候補天体の表面にも氷とメタンの層が存在?

アメリカの研究グループが準惑星候補天体の1つである2007 OR10の観測を行ったところ、その表面には氷が存在しており、さらにメタンも存在している可能性があることがわかった。メタンのような揮発性の物質がどのくらいの大きさの天体で存在できるのか、その境界を探るうえで2007 OR10は有用かもしれない。

39億年の彼方から届いたブラックホールの「輝き」

NASAのX線宇宙望遠鏡「スウィフト」がりゅう座の方向に突然強いX線を出す天体を発見し、ISSに搭載された日本の全天X線監視装置(MAXI)とともに詳細を観測した。電波望遠鏡を用いた追観測が行われた結果、これは銀河の中心にあるブラックホールが恒星を飲み込んだ瞬間を世界で初めて捉えたものであることがわかった。

「宇宙服」デザイン募集中! 星出さんがISSで着用のTシャツ

2012年に予定されている星出彰彦(ほしであきひこ)宇宙飛行士の国際宇宙ステーション(ISS)長期滞在に向け、星出さんが船内活動中に着用するTシャツのデザインを9月23日まで公募している。

ミード純正アイピース「シリーズ4000 スーパープルーセル」取扱開始(販売終了)

ミード純正アイピース「シリーズ4000 スーパープルーセル」を取扱開始。2群4枚構成で、月面・惑星から星団まで幅広く使えます。持ち運びに便利な専用の防塵ケースが付属。6.4/9.7/12.4/15/20/26mm 価格 各6,300円、32mm 7,350円 40mm 8,400円 52mm 12,600円

【かけはしプロジェクト】星ナビ2011年8月号のPDFを無償公開

東日本大震災の被災者の方々を支援する「アストロアーツ かけはしプロジェクト」では、月刊天文雑誌「星ナビ」2011年8月号のPDFを無償で公開しました。

2011年8月26日 細い月と火星が接近

8月26日の未明から明け方にかけて、ふたご座の中心付近で赤く輝く火星に月齢26の細い月が接近します。視野円7度以内で寄り添って見えるので、東の空に上ってきている冬の主役たちを久しぶりに楽しみながら双眼鏡で眺めてみましょう。

投稿画像ギャラリー(10枚)

ペルセウス座流星群とISSの2ショット、月のクレーターなど10枚を公開しました。

8月24日

日本より涼しい? 気温たった25度のY型星を発見

赤外線天文衛星「WISE」のデータから、星のスペクトル分類のうち最も低温で暗い「Y型星」が初めて見つかった。太陽系から40光年以内に6個発見されたもので、そのうち1つは表面温度が摂氏25度という観測史上最も低温の星である。

9月10日に「東京国際科学フェスティバル」が開幕

9月10日に、科学・技術に親しむ「第3回東京国際科学フェスティバル」が開幕する。講演会やワークショップなど、天文をはじめとするイベントが都内各地で開催されるので参加してみよう。

【特集】月を見よう(中秋の名月)(2011年分の公開終了)

秋といえばお月見。旧暦8月15日の月が中秋の名月(十五夜の月)で、今年2011年は9月12日がその日にあたります。今年は6年ぶりに、中秋の名月の日と満月の日が一致します。真ん丸い月を眺めて楽しみましょう。

データブック「ICQ 2011/2012 COMET HANDBOOK」新発売

彗星の光度観測を統括する世界的なセンター「ICQ(国際彗星季報)」より発行された彗星ハンドブックの第25版が新発売。2011年から2012年に観測可能な全224彗星の最新軌道要素と、2011年4月から2012年4月までの位置推算表(一部の微光彗星は2011年12月以前まで)を収録した、彗星観測者や新天体捜索者にお勧めのデータブックです(英語)。価格2,100円

8月23日

「すばる」がとらえたステファンの五つ子

「ステファンの五つ子」として有名な銀河の集団に、実は1つだけ近い距離の銀河が存在する。五つ子の中で星が誕生する輝きを手がかりに、「すばる望遠鏡」の画像で探ってみよう。

「After The Sunset〜彼方へ〜」 加古川市で安藤宏写真展

兵庫県加古川市の「ギャラリー吉田」で、8月29日まで安藤宏写真展「After The Sunset〜彼方へ〜」が開催されている。

投稿画像ギャラリー(12枚)

人工衛星と富士山の星景、ISS、ペルセウス座流星群など12枚を公開しました。

2011年8月23日 海王星がみずがめ座で衝

1846年9月23日のガレによる初観測・発見から今年7月で“一周年”を迎えた海王星が、8月23日にみずがめ座で衝となります。7.8等と暗く、周りに目印となる星がないため見つけにくいですが、双眼鏡で同一視野に入るやぎ座のδ星デネブアルゲディ(2.9等)、みずがめ座ι星(4.3等)を頼りに探してみましょう。

8月22日

隕石の中からDNAの構成要素と宇宙由来の有機物を確認!

アメリカの研究グループが、DNAを構成する塩基の一部と地球上で天然に作られることのない生命に関連した有機物を、隕石の中から発見した。これまでも隕石の中で様々な有機物が作られてきたと言われていたが、この発見によりその説が間違いないと言えそうだ。

28日に名古屋で赤外線天文学の中川さん談話会

名古屋市のサイエンスカフェ「ガリレオ・ガリレイ」で28日、JAXA宇宙科学研究所の中川貴雄さんの談話会が開催される。赤外線で見た宇宙の研究成果について知る絶好のチャンスだ。

投稿画像ギャラリー(13枚)

流れ星とISSの2ショット、南天の天の川、木星など13枚を公開しました。

小惑星による恒星食(9/4〜9/30)

9月4日から9月30日までの予報12件を追加しました。9月6日早朝の現象が好条件と予報されています。また、9月30日未明には火星による7.5等星の食が予報されており注目です。

8月19日

エレーニン彗星が怖くない10の理由

「ドラえもん」や「ディープ・インパクト」など多くの映画やドラマで、彗星は地球に衝突して大打撃をもたらす恐怖の天体として描かれてきた。だが、人間のライフスパンで考えると実際に衝突が起こることは滅多になく、エレーニン彗星もまた例外ではない。

科学映像の祭典、全国のプラネタリウムなどで開催中

8月10日から10月2日まで「第2回 国際科学映像祭」が開催中だ。今年は「Science & Art」をテーマに、全国38会場でドーム映像作品や科学映像コンテンツの上映が行われる。

2011年8月22日 月とプレアデス星団が接近

21日深夜から22日の未明にかけて、下弦の月とおうし座のプレアデス星団(すばる)が接近します。月がまぶしいので双眼鏡で観察し
てみましょう。

8月18日

宇宙から見おろす流れ星 ISSから撮影

8月12日〜13日にピークを迎えたペルセウス座流星群の流星を、国際宇宙ステーションからとらえた画像が公開された。

炭素物質「グラフェン」を初めて宇宙で発見

炭素の新素材と言われるグラフェンが初めて宇宙空間で見つかった。地球生命の素にもなっている炭素物質が自然の宇宙空間でどのように作られかを探る鍵となりそうだ。

8月27日に岡山天体物理観測所で特別公開イベント

8月27日(土)、岡山天体物理観測所と天文博物館で特別公開イベントが開催される。望遠鏡見学や講演会、プラネタリウム投影やクイズラリーなど、大人から子供まで楽しめるアトラクションが盛りだくさんだ。

投稿画像ギャラリー(9枚)

月のクレーターや富士山の星景など9枚を公開しました。

2011年8月20日 月と木星が接近

20日深夜から21日の明け方にかけて、下弦前の月が木星に接近します。流星群シーズンの合間に、明るい月と惑星をゆったり眺めてみましょう。

8月17日

投稿画像ギャラリー(9枚)

ISSや明け方のオリオン座、太陽面など9枚を公開しました。

8月16日

暗すぎる系外惑星を発見

今まで見つかった中でもっとも暗い系外惑星が発見された。中心星からの光を吸収する大気成分を持つと考えられるが、主要な原因物質ははっきりしていない。今後同様の惑星を発見・観測することで謎の解明が待たれる。

8月20日に鹿児島で「八重山高原星物語2011」

鹿児島・八重山高原で20日、国立天文台や鹿児島大学など県内の学生による「八重山高原星物語2011」が開催される。会場の入来牧場内にあるVERA入来観測局の施設公開や夜の観望会、ゲームや工作など、家族で楽しく自然に親しめるイベントだ。

星ナビ.com 新天体発見情報 073(2010年7〜8月)
月刊星ナビ2011年9月号に掲載の「新天体発見情報」No.073を公開しました。
投稿画像ギャラリー(22枚)

ペルセウス座流星群、いて座の干潟星雲と三裂星雲、月など22枚を公開しました。

8月15日

火星の溝状地形は溶岩流の痕?/オポチュニティが目的地に到着

火星の地表に見られる大規模な溝の地形は、水の流れた痕と考えられ、かつて火星が生命に適した環境だったということをうかがわせるものとされている。だが、アメリカの研究者が、これは水路ではなく、粘性が低い熔岩の流れた痕ではという調査結果を発表した。

10月に飛騨天文台で2泊3日星空と温泉のツアー

10月8日〜10日、岐阜県高山市で飛騨天文台などを訪ねるバスツアーが開催される。日の出や満天の星を観望したり、山の眺望や温泉での宿泊を楽しんだりできる。

投稿画像ギャラリー(26枚)

ペルセウス座流星群、木星、満月前後の月など26枚を公開しました。

8月12日

小惑星ベスタの科学観測が正式にスタート

7月15日に小惑星ベスタの周回軌道に入った探査機「ドーン」が、正式な科学観測をスタートした。まずは全体的な地形を撮影し、今後1年間にわたってベスタを観測する。

Ia型超新星の起源、「伴星は普通の恒星」説にもう1票

Ia型とよばれるタイプの超新星爆発の起源は、「2つの白色矮星の連星」と「白色矮星と普通の恒星の連星」という2つの説がある。爆発光のスペクトル観測から、「普通の恒星」説を支持する研究結果が発表された。

「渋谷『大好き』観光写真コンテスト」作品募集中

「第5回渋谷『大好き』観光写真コンテスト」では、10月14日まで東京・渋谷の風景をとらえた写真作品を募集中だ。「星景部門特別賞」を目指して、渋谷ならではの星空をとらえてみよう。

検定対策用公式テキスト「天文宇宙検定 公式テキスト 3級」入荷(販売終了)

天文宇宙検定委員会が主催する「天文宇宙検定」の3級の公式テキスト「天文宇宙検定 公式テキスト 3級」が入荷。「3級 星空博士(初級)」のレベルは、中学生で学ぶ程度の天文学知識を基本とし、星座や暦などの教養を身につけたい方が対象です。自分の天文知識のレベルが確認してみてください。天文宇宙検定委員会 編/恒星社厚生閣 発行 価格1,575円

8月11日

「あかり」が宇宙からの謎の遠赤外線放射を検出

赤外線天文衛星「あかり」が銀河系の外側の宇宙の明るさ(宇宙背景放射)を観測したデータから、予測外の謎の遠赤外線放射が検出された。宇宙初期のブラックホールからの放射という可能性があり、6月に科学観測を終了した「あかり」が今後に残した新しい課題といえそうだ。

学校に天文学者がやってくる! 「ふれあい天文学」実施校を募集

国立天文台では、今年10月から来年にかけて全国の小中学校約80校に天文学者を派遣し直接授業を行う「ふれあい天文学」を実施する。応募は9月16日まで。

投稿画像ギャラリー(11枚)

ペルセウス座流星群の流れ星や木星など11枚を公開しました。

8月10日

銀河団中心から離れた領域で「過渡期」を送る銀河を多数発見

すばる望遠鏡の観測により、40億年前の宇宙にある巨大な銀河団の中心から離れた場所に、赤く輝く星形成銀河が多数発見された。大きな銀河団に吸収される以前の段階である小さな銀河群で、このような「進化の過渡期」を迎える銀河の群れがはっきり観測されたのは初めてのことだ。

板垣さんと坪井さんが相次いで発見 超新星2011ekと2011em

8月4日、山形市の板垣公一さんと広島市の坪井正紀さんが相次いで超新星を発見した。坪井さんは先月の超新星2011ehにつづく今年2個目、板垣さんは今年3個目の発見になる。

2011年8月13日 ペルセウス座流星群が極大
年間三大流星群のひとつ、ペルセウス座流星群の今年の活動ピークは、8月13日の15時ごろと予想されています。見ごろは12日深夜から13日明け方と、13日深夜から14日明け方にかけてになりそうです。満月手前の月があり条件が良いとはいえませんが、明るい流星が多く、あきらめるにはもったいない夏休みの定番イベント。なるべく月を背にしてゆっくり眺めていれば、ラッキーなことが起こるかもしれません。特集ページもご覧ください。

8月9日

火星に液体の水が現存、季節による変化も

火星には、現在でも液体の水が存在し、北極の氷が季節ごとに状態変化する様子が見られることが、アメリカとヨーロッパそれぞれの探査機の画像からわかった。固体の水は既に確認されていたが、液体の水の存在を示唆する画像は今回が初めてだ。

1世紀ぶり?のアウトバーストで矮新星を確認 おひつじ座SV星

以前アウトバーストらしき現象が起こったものの確認にいたっていなかった変光星「おひつじ座SV」が、15等級まで明るくなっているのが観測された。矮新星のアウトバーストであることが判明している。

投稿画像ギャラリー(8枚)

本田・ムルコス・パイドゥシャーコヴァー彗星(45P)や月など8枚を公開しました。

8月8日

木星探査機「ジュノー」打ち上げ成功!

NASAの木星探査機「ジュノー」が無事打ち上げに成功した。ジュノーは木星以遠に到達する探査機としては初めて原子力電池を搭載しておらず、太陽電池で木星を目指す。木星への到着は2016年の予定だ。

20日、岩手と長野で国立天文台の施設公開イベント

国立天文台の岩手・水沢VLBI観測所と長野・野辺山宇宙電波観測所では、8月20日(土)にそれぞれ特別施設公開を行う。望遠鏡やアンテナの見学、ライブやスタンプラリーなど、家族で楽しめるイベントだ。

投稿画像ギャラリー(38枚)

子彗星が見つかったファンネス彗星(213P)、ギャラッド彗星、M57星雲、キャッツアイ星雲など38枚を公開しました。

8月5日

地球の月は、はじめ2つあった?

月の形成過程のシミュレーション結果によると、地球はしばらくの間、2つの月を持っていたかもしれないことがわかった。2つの月ができてから数千万年後に衝突し、今の月の姿になったのかもしれないという。

坪井さんがおおぐま座の銀河に超新星2011ehを発見

7月20日、広島市の坪井正紀さんがおおぐま座のNGC 3613に超新星2011ehを発見した。坪井さんの超新星発見は5個目。

8月11〜15日に「夏の夜、流れ星を数えよう」キャンペーン

今年も8月12日から13日ごろを中心に活発な活動が予測される「ペルセウス座流星群」。国立天文台では恒例の「流れ星を数えよう」キャンペーンを行っており、一人でも多くの人に夜空を眺めてみてほしいと呼びかけている。

2011年8月7日 小惑星ベスタがやぎ座で衝

四大小惑星のひとつ、ベスタが8月7日にやぎ座で衝となります。明るさは5.6等で、双眼鏡があれば楽に見えますが、目印になる明るい星が周りにないので見つけにくいかもしれません。星図をよく確認して探してみましょう。日をあけて観察すると移動しているようすがわかり、恒星ではなく小惑星であるとわかります。

8月4日

星ナビ9月号は「海王星“一周”年」と「ミード LS-20ACF」

星空を楽しむための天文雑誌、月刊「星ナビ」2011年9月号が、8月5日(金)に発売されます。発見から初めて太陽を一周した海王星、スペースシャトルのラストフライト、音声案内付きの全自動望遠鏡の発売といった気になる話題を一網打尽。全国星まつり情報や国立天文台三鷹の文化財ツアー案内など、この夏、もっと星空を楽しむための情報が満載です。

コロンビア号の部品が湖底から見つかる 空中分解事故から8年

米テキサス州東部のナコドチェス湖で、2003年に空中分解事故を起こしたスペースシャトル「コロンビア号」のタンクが発見された。今後NASAにより回収される見込み。

投稿画像ギャラリー(10枚)

木星、ギャラッド彗星、青い雪だるま星雲など10枚を公開しました。

アルマ望遠鏡、16台のアンテナが揃う

7月28日、南米チリに建設中の国際望遠鏡プロジェクト「アルマ」の16台目のアンテナが設置された。設置された16台を用いた初期科学運用は今秋から開始される。

8月6日に六本木ヒルズで伝統的七夕ライトダウン観望会

全国的にライトダウンが呼びかけられている8月6日、東京・六本木ヒルズの展望エリアで東京タワーのライトダウンの瞬間を眺め、星空を観望するイベントが開かれる。

8月3日

子供の彗星が誕生? 石垣島天文台で撮影

7月29日、石垣島天文台が子供のような小天体を引き連れた珍しい彗星の撮影に成功した。2005年に発見されたファンネス彗星(213P/Van Ness)で、核が剥がれてできた子彗星がダストの尾の中に小さく見えている。

8月19日に比叡山山頂で星空観察ツアー

8月19日に滋賀県・比叡山の山頂で観望会が開催される。京都産業大学神山天文台のスタッフの解説を聞きながら、琵琶湖の夜景と夏の夜空を楽しむことができる。

受験参考用の問題集 「星検公式問題集(5級、4級、3級)」 発売(販売終了)

星検(星空宇宙天文検定)の公式問題集(5級、4級、3級)。受験参考用の問題と解説を120問収録。問題をクリアしたら実際に検定試験にチャレンジしてみよう。価格1,260円

金井三男のこだわり天文書評

以下の書評を公開しました。皆既日食を追った夏/大量絶滅がもたらす進化/宇宙船プロキシマ号の伝説/星暦 ほしごよみ/ビジュアルでよくわかる宇宙の秘密/The Magic School Bus Lost in the Solar System

投稿画像ギャラリー(10枚)

ギャラッド彗星や太陽の黒点など10枚を公開しました。

8月2日

オリオン座の星生成領域に酸素分子を発見

ESAの赤外線天文衛星「ハーシェル」による観測で、オリオン座の星生成領域に酸素分子が見つかった。星間空間で酸素分子が存在する確実な証拠が発見されたのは初めてのことだ。

夏の星空を楽しもう! 各地で星祭りや観望会開催

本格的な観望シーズンが到来し、今年も全国各地で夏の夜空を楽しむイベントが開催される。アストロアーツでは全国のイベント情報を月刊雑誌「星ナビ」やパオナビで紹介。また、「長野・原村星まつり」と「新潟・胎内星まつり」に出店して製品デモや特価での販売を行う予定だ。

ミードの自動導入望遠鏡 ETXシリーズ 取り扱い開始(販売終了)

ミードの入門者向け自動導入望遠鏡ETXシリーズの取り扱いを再開しました。マクストフカセグレン光学系を採用したフォーク式経緯台。オートスターを使って見たい星を導入できます。「ETX-90AT 望遠鏡セット」特価67,200円 「ETX-125AT 望遠鏡セット」特価98,700円 納期は別途ご連絡させていただきます。

8月1日

「チャンドラ」がブラックホールに落ち込むガスを初めて撮影

NASAのX線天文衛星「チャンドラ」が、銀河の中心にあるブラックホールにガスが落ち込んでいる様子を初めて観測した。この観測から、ブラックホールがどのように成長するのか、強い重力の中で物質がどのようにふるまうかという基本的な問題の理解が進むと期待される。

姫路科学館で8月の毎土曜日にプラネタリウムCDコンサート

兵庫・姫路科学館では8月の毎週土曜日に「プラネタリウムCDコンサート」を開催する。毎回違ったテーマで音楽と星空をゆったり楽しむことができる。

セレストロン製自動導入望遠鏡用GPSユニット「SkySync GPS」新発売(販売終了)

GPSが搭載されていないセレストロン製自動導入望遠鏡に対応したGPSユニット。ハンドコントローラーやAUXポートに接続すれば、GPSからの情報を自動的にダウンロード。正確な時刻、位置情報を望遠鏡にセットできます。特価 42,840円

投稿画像ギャラリー(16枚)

ギャラッド彗星、ISSとアトランティス、惑星状星雲など16枚を公開しました。